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アメリカ人が1時間並ぶラーメン店『Tsurumen Davis』店主とは

大西益央さんは、2007年に地元・大阪市鶴見区でラーメン店『鶴麺』を、2010年には2号店『らぁ麺Cliff』をオープン。2店舗を大阪屈指の人気店に育てた後、2014年に渡米し、ハワイ、ニューヨーク、ノースカロライナでラーメン店を開店。2018年にはボストンに拠点を移して『Tsurumen Davis』をオープン、アメリカを代表する行列店の店主だ。「GF RAMEN LAB」の初代所長も務めている。

試食用のラーメンを作っている様子

「大阪出身者として、大阪・関西万博に出店できることは本当に喜びです。これは僕の力ではなく、ケンミンのスタッフの方々や高村社長、そして周りの方たちや初回から来てくださっている記者さんなど皆さんのおかげです」(大西さん)

50年ぶりに大阪で開かれる万博だが、親や祖父母から前回のことを聞いて育ったという大西さん。

「自分の子どもや孫に伝えられるような万博にしていきたいですね。遠い未来に、あの時はグルテンフリーラーメンって珍しいと思って食べていたけれど、今では当たり前やな、という未来を作りたいと思っています。『GF RAMEN LAB』プロジェクトを始めるとき、絶対に譲れなかった思いが、グルテンフリー対応だからと仕方なしに食べるのではなく、美味しいから食べたくなる商品を作りたいということでした。僕は料理人19年目なのですが、人ってやっぱり美味しくないといくら健康的でも食べてもらえないということを痛いほど感じています。このグルテンフリーラーメンは麺を作るだけでも2年くらい、そのあとスープが完成するまで、商品開発に4年もの時間がかかっていたことに自分でも驚きました。ただ、本当に納得できる美味しいものができた、良いタイミングでこの大阪・関西万博の出店が決まったと思っています」(大西さん)

ラーメンを提供する『Tsurumen Davis』の大西益央さん
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こだわりが詰まった万博店舗...
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おとなの週末Web編集部
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