「湯温97・1℃」と、日本一熱いラーメン!!
須崎の鍋焼きラーメンは、“日本一熱いご当地ラーメン”ともいわれています。そこでラー博では、2013年に、札幌、東京、博多のそれぞれのラーメンと、でき上がりの温度を比べる実験を行いました。
結果は、鍋焼きラーメンが湯温「97・1℃」で、ダントツの1位。また、提供されてから5分後の湯温も計測したところ「85・3℃」と、5分後でも他の地域のラーメンよりも高温でした。よって、“日本一熱いご当地ラーメン”という呼称は、過言ではなかったのです。
商工会議所らの面々が谷口食堂復活へと動き
須崎の鍋焼きラーメン発祥の店である「谷口食堂」は、1980年の閉店からすでに40年以上経過した現在でも、須崎の人々にとって伝説的なシンボルのお店です。そんな「谷口食堂」を2013年のラー博に復活させたのは、須崎商工会議所を中心とした有志団体“須崎名物「鍋焼きラーメン」プロジェクトX”の面々。
鍋焼きラーメンを地域活性化の起爆剤にしようという思いから2002年に結成し、「谷口食堂」のご家族の方や、常連だった方からの聞き込みをもとに、試作と試食を繰り返し、幻の味を復活させました。
完成した「谷口食堂」の味を全国の人に知ってもらいたいというメンバーの思いから、2013年、ラー博での期間限定3カ月の出店が実現したのでした。