新しいだけではない洗練された味わいと真摯に向き合う『餅菓子専門KIKYOYA ORII』@駒澤大学
店主の中村弓哉さんは、江戸時代から続く三重県の『桔梗屋織居』の19代目。店を継ぐのではなく、東京で自身ができることを追求すべく、『KIKYOYA ORII』として2022年11月にオープン。
目指したのは、生菓子感覚で買える大福だ。その筆頭に挙がるのが、「白いちぢくとマスカルポーネの大福」。ひと口食べれば、柔らかな餅と絡み合うマスカルポーネチーズに悶絶。
白いちぢくとマスカルポーネの大福480円
白餡に合わせた白いちじくの果肉がぎっしり入り、プチプチとした食感が弾ける。これは、ぜひウイスキーやワインと合わせたい。
また、桜餅は表面の色がピンクではなく白。道明寺粉は一番細かい粒、厳選した柔らかい桜の葉を使うことですっと消えるような口どけに。
余計なものは使わず、素材を大切にしたシンプルな味わいへのこだわりが表れている。
店主:中村弓哉さん「これからの季節は柏餅やあんみつもお楽しみに!」
[店名]『餅菓子専門KIKYOYA ORII』
[住所]東京都世田谷区駒沢1-4-11Kハウスツノダ1階
[電話]03-6805-5228
[営業時間]10時半~18時半
[休日]火(月不定休あり)
[交通]東急田園都市線駒澤大学駅駒沢公園口から徒歩1分