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すりたてのとろろとダシの旨さ『さらしん』@自由が丘

自由が丘の古参といえば必ず名が上がる人気の町蕎麦。創業から90年以上、再開発で移転リニューアルしてからも変わらず地元で愛されるこの店に、涼を呼ぶ素晴らしき麺があるんです。それが「とろろまぶし」。

とろろまぶし1850円

『さらしん』とろろまぶし 1850円 とろろに浮かぶ月のような卵黄と青海苔の見た目も麗しい。よく混ぜるとふわふわ食感に。蕎麦は細くコシがある

実はこれ、通年メニューなのだが、とろんと冷たい滋養強壮の味とあって夏に手繰ればまた格別!とろろは冷凍や作り置きは一切せず、注文ごとに大和芋をすりおろすのがこだわりで、毎朝丁寧にダシを引くツユと合わせて提供する。

このすりたての手間とダシの旨さが最大の決め手。蕎麦と絡めた時の絶妙なふわふわ感と気品高い味を生み出すのだ。

蕎麦は北海道の契約農家から仕入れる更科粉を用い、割り粉をやや多めに配合したのど越しのよさとコシが特徴。他にも常連さんに評判の夏限定「小海老冷麺」は涼しげな風情で暑い日に持ってこい。どちらも愛でておいしい、老舗の名作だ。

『さらしん』3代目 魚見亮介さん

3代目:魚見亮介さん「2年前に同じ自由が丘の現在地に移転しました」

『さらしん』

[店名]『さらしん』
[住所]東京都世田谷区奥沢5-25-1
[電話]03-3717-1097
[営業時間]11時~15時(14時20分LO)、16時~20時半(20時LO)※土・日の昼は~14時半(14時LO)・昼夜とも蕎麦が無くなり次第終了
[休日]月
[交通]東急東横線ほか自由が丘駅南口から徒歩4分

撮影/鵜澤昭彦(月心)、小澤晶子(nichi nichi、ありまさ)、浅沼ノア(さらしん)、取材/肥田木奈々(月心、ありまさ、さらしん)、本郷明美(nichi nichi)

『おとなの週末』2025年7月号

※月刊情報誌『おとなの週末』2025年7月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく「【必見】東京駅の麺の店6選! そば、ラーメン、うどんと揃い踏み」では、東京駅の蕎麦、うどん、ラーメンの店から、ここ!という店をレポートしています。

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