中国の3つのジャイアントパンダ基地を巡る旅　観光客が押し寄せる、パンダファンにはたまらない場所

2025年7月26日 / 旅

カリスマ・シャンシャンが暮らす雅安基地

そして3日目は上野のカリスマ・シャンシャンがいる雅安基地へ。成都から雅安までは高速鉄道で約1時間10分。基地は雅安駅から約40分の場所にあり、タクシーを使えば80元（約1600円）ほどで行けるという。

タクシーで行けるのは基地の手前にある観光客センターまで。基地にはチケット売り場がないため、こちらで購入する必要がある。

雅安基地がある場所は景観区として自家用車の乗り入れが規制されているため、ここからはバスに乗り換えて基地へと向かう。バスの料金は基地のチケットに含まれている。

基地は山の中にあり、以前はさほど観光客も多くなかったらしい。ただ最近はシャンシャン目当ての観光客が押し寄せている。

検疫を経て公開までに時間がかかったため、中国のパンダファンの興味を引き、さらに実際に見た人が「とても美しいパンダ」とSNSなどで紹介したため、日本だけでなく中国でも人気のパンダとなり「香香公主（シャンシャン姫）」と呼ばれている。

さらにとなりのスペースには、2024年秋に上野動物園から帰ってきたシャンシャンの母親・シンシンもおり、日本のパンダファンにはたまらない場所となっている。

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