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人間工学に基づいた設計

インテリアは視界がよく、シックにまとめるという当時のホンダ車の流儀を具現化。デザインは直線と曲線をうまくミックスさせていて、大型のセンターコンソールはドライバー側に少しオフセットし、操作性を向上させるなど人間工学に基づいた設計だった。

シートはホールド性に優れていたのでスポーツドライビングでも不満はなかった。メーターバイザー一体型のインパネの表皮に触感の柔らかいソフトパッドを使っていたのは当時の日本車では少数派。

クーペは初代に比べて全高が20mm低くなったが、ヘッドクリアランスは25mmアップしわずか25mmだが居住性を高めていた。

直線と曲線をうまく融合させたインパネ

カッコインテグラ!!

2代目インテグラでは、VTECについて有名なのがTVのCM。キャラクターにカナダ人俳優のマイケル・J・フォックス氏を大抜擢。ハリウッドスターはTV CMに登場すると格が下がるということで日本でのみの展開だったが、2代目インテグラがデビューした年に彼の出世作である『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のPART2が公開されたのも相乗効果となり、2代目インテグラのTV CMが大反響となった。

最も有名なキャッチコピーは流行語にもなった「カッコインテグラ」だが、「調子インテグラ」、「気持ちインテグラ」、「メチャインテグラ」などもあり、コミカルな雰囲気がウケた。

4ドアハードトップのスタイリッシュさも人気となった理由

上皇の最後の愛車

1989年の重大な出来事と言えば、昭和天皇の崩御。これで長かった昭和時代が終わり、元号が平成となった。その時に即位したのが明仁天皇(現上皇)で、2代目インテグラ4ドアハードトップが愛車だったことは有名だ。

天皇家、特に天皇の個人的な情報はなかなか出てこないが、2013年に政府インターネットテレビで、陛下(当時)がグレーの2代目インテグラを運転される姿が映し出されていた。陛下(当時)のインテグラは、1991年に新車でご購入されたと言われ、トップグレードのVTECエンジンを搭載したモデルではなく、SOHCエンジン搭載のRXiまたはZXiが有力視されている。トランスミッションは5MT!!

愛車のインテグラで公道に出ることはなく、皇居内で運転されていたという。

2018年12月23日に85歳の誕生日をお迎えになったのを機に自動車の運転を取りやめることになったと言われているため、2代目インテグラが上皇の最後の愛車ということになる。

上皇が愛したインテグラは4ドアハードトップで、トランスミッションは5MT!!(写真は上皇のものとは違います)
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歴史に名を残す名車
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市原 信幸
市原 信幸

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