新たなビールのおいしさや楽しさに挑戦していくヱビスブランドの独創的なライン「CREATIVE BREW」。その指揮をとる気鋭のブリューマスターが、湯河原の超有名ラーメン店『飯田商店』と異色のコラボレーションに挑んだ。二人がつくる、それぞれの“匠の一杯”をぜひご体験ください。今回は、後編をお届けします。
PR、提供/サッポロビール
トッピングはホップ!旨み凝縮のまぜそば
7月のある日、コラボラーメンの試作第一弾ができたと聞き、有友さんが湯河原の『飯田商店』を訪ねた。飯田さんから提供されたのは、スープのないまぜそばだった。
飯田 まぜそばなら小麦が主役の麺が前面に出るし、ビールと一緒にゆっくり味わえると思って。具やタレを混ぜながら食べると、味の変化も楽しめますよね。
有友 飯田さんのほかのラーメンはどれもすごく綺麗ですが、このまぜそばもとても美しいですね。トッピングのホップの緑が綺麗です。では、いただきます!
飯田 ホップを煮出した「ホップ出汁」を麺の打ち水にしたんですよ。つまり麺そのものに、ホップのエキスが入り込んでいる事になります。でも、ホップの風味や苦みはあまり前に出てないかな。
有友 麺自体の苦みはほのかですが、食べ進むうちにホップのニュアンスを感じますね。小麦の香りと風味が活きた麺が最高です。
飯田 オリーブオイルと塩だけで味わってもいけそうな麺だよね。トッピングのホップの苦みは、チャーシューの脂とスダチの酸味でまろやかになるでしょう。
有友 苦みと脂、それに酸味がとてもビールに合いますね。まぜそばを食べてからヱビスを口に含むと、ビールの苦みが和らいで甘みさえ感じる。うん、絶品です。
飯田 アユとかアワビの肝とか、苦いものってビールに合うじゃないですか。唐揚げとか餃子とか、脂ももちろん合う。ホップの苦みとチャーシューの脂が麺と一体になったときに、ビールと高次元でつながると思ったんですよね。
有友 今回創っていただいたまぜそばは、タレの旨みのパワーがすごいですね。ホップやネギの風味に負けていない。しかも混ぜれば混ぜるほど、食べ進むほどに全然違う味わいになっていきます。
飯田 鶏や豚の旨みに、今回はめちゃくちゃおいしいハマグリのダシを加えています。そうやって、一杯の中にいろんな生産者が絡むのも、また面白いよね。苦みが和らいできたところで、ぜひ“追いホップ”をかけてみて!
有友 新たにホップの苦みと風味が加わることで、よりビールと合いますね。すごいな、料理として本当においしい。ホップをこんなに楽しんだのは初めてです。ホップはツル性の植物で、若芽などはフレンチの食材になるんですが、球花(きゅうか)そのものを味わうことはほとんどないはず。
飯田 思った以上にハマりましたね。でもこれから、もっとおいしくします。まだ第一号ですから。
有友 飯田さんのラーメンは綺麗なだけでなく、麺の小麦感がすごい。小麦はビールにも使う素材ですが、表現によって全然違うものになるんですね。麦は世界中で使われる穀物ですが、パンや麺になったり、ビールの原料になったりと本当に万能選手ですよね。
飯田 有友さんのヱビスとコラボするなら、ホップにこだわりたいと最初から思っていました。味の方向性はほぼ決まったけど、麺はもっとよくなると思いますよ。
有友 お店で飯田さんが現場で調理し始めると、いつもとは違う職人の顔になるんですよね。それはきっと、僕も同じなんだろうなと思いました。飯田さんとご一緒できて、本当に楽しいです。
飯田 恵比寿でいただいたビールも、みんなめっちゃ旨かった!お互い、完成品が楽しみですね。







