霊験あらたかな弘法大師の独鈷水で心身を清める
境内の奥に井戸があり、弘法大師の独鈷水(おこうずい)が湧いていて、お参りの後にこの水でお清めすることをご住職におすすめいただきました。
この井戸は、弘法大師が手掘りされ、独鈷水を汲んで、加持祈祷に用いられたと伝わり、弘法大師三井のひとつに数えられています。井戸を囲む石垣やお堂が傷んでいたため、先代の思いを継いで改修されたばかりで、安全に利用できます。
「汲み上げた独鈷水で、心身の汚れを落とすことができるので、お百度参りを終えた後や、ご参拝の際に、ぜひお清めください」と加藤住職。
改修のときに井戸の調査も行われ、井戸の水脈の下は厚さ8〜10mの粘土層だったことが分かったそうです。約1200年もの間、一度も枯れたことのない井戸である言い伝えは本当で、弘法大師の神通力にあやかることができるパワースポットです。
釘抜地蔵菩薩様に、あらゆる願い事を届ける、ご祈願を行ってもらえます。願い事を込めた護符を地蔵菩薩が安置された厨子の両脇にお預けして、住職が毎日、ご祈祷されます。お祈りの期間は、一週間から一年間まで選べて、満願の日を迎えると、祈願された護符をお譲りいただけます。遠方の方には郵送してもらえるので、京都旅でお参りして、ご祈願される方もいらっしゃるとか。詳しくは、寺務所までおたずねください。
[名称]石像寺(釘抜地蔵)
[住所]京都市上京区千本通上立売上ル花車町503
[電話番号]075-414-2233
[参拝]8時~16時半
[交通]市バス・千本上立売バス停すぐ
文・写真/寺田鳥五郎
テラダ・トリゴロウ。京都精華大学美術学部(現・マンガ学部)卒業。ココロ株式会社代表取締役。1968年、京都生まれ。タウン誌編集者、地方新聞記者、フリー編集ライターを経て、編集デザイン会社を設立。「人に歴史あり」を信条に取材を重ね、その人の魅力を伝えることを心がけている。













