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焼酎なら、奄美大島で造られる黒糖焼酎も忘れちゃいけない。南国の美酒に酔いしれてほしい。

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全島、全蔵の黒糖焼酎を気の利いた相性抜群の料理とともに満喫!『KATAYORI(カタヨリ)』@千歳船橋

黒糖焼酎しかない(瓶ビール以外)偏った居酒屋だから『KATAYORI』。店名からして振り切った黒糖焼酎愛あふれるお店である。

黒糖焼酎に魅せられて以来、奄美の全島、全蔵を訪ねる旅をしたという店主の大西洋一さん。

もちろん最初の感動は旨さだろうが、その魅力を「ゆったりして温かくて、奄美の人たちの人柄が出ている」とも。それも含めて丸ごと、店の空気感に感じられるのがいい。

大西さんがこれを飲んで目覚めたという1本が「長雲 一番橋」。黒糖を地下水で2日間かけて溶かし、その風味が余すことなく引き出されている。

「長雲 一番橋」水割り 800円、ローストポークのよだれ豚 900円、「あじゃ(黒)」ソーダ割り 700円

『KATAYORI』奥から時計回りに、「長雲 一番橋」水割り 800円、ローストポークのよだれ豚 900円、「あじゃ(黒)」ソーダ割り 700円「ソーダで割るとシャインマスカットの香りを感じる」という黒麹仕込みの「あじゃ」。「長雲 一番橋」は黒糖をゴクゴク飲んでいるようなおいしさ

そして全蔵200種以上の酒とともに、大西さんが作る料理は、味が決まっていて黒糖焼酎にぴったり。

パクチーと食す花椒が効いた低温調理のローストポークも、ブルーチーズを使った白和えも然り。

ペアリングとともに食中酒としての黒糖焼酎の楽しさを満喫できるはずだ。

店主:大西洋一さん、スタッフ:山田友里子さん「水割りでキレのいい『満月』・与那国、波照間、西表島、多良間島とある『弥生』の黒糖別シリーズもおすすめ」

『KATAYORI』

[店名]『KATAYORI(カタヨリ)』
[住所]東京都世田谷区桜丘2-25-10・2階
[電話]080-9015-5910
[営業時間]17時半〜23時(日・祝22時)
[休日]月
[交通]小田急線千歳船橋駅から徒歩2分

レゲエと黒糖焼酎と奄美の家庭料理が絶妙なトライアングル『Tege-Tege(テゲテゲ)』@高円寺

南国の木陰を思わせるようなカウンターに、赤いタイルのテーブル。壁にはさり気なくボブ・マーリーの写真なども。奄美の出身で中学の同級生という吉田ご夫妻が2003年に始めたお店だ。

ご主人の純隆さんがレゲエ好きということでテーマは“レゲエと黒糖焼酎と奄美料理”。相性抜群のトライアングルで居心地も抜群。

常時30種類以上はある黒糖焼酎の中から薦めていただいた「長雲長期熟成」をまずはロックで。

現杜氏が後輩だといい、厚みのあるしっかりした味わい。黒糖のミネラル感や角の取れたまろやかさもいい。

「長雲長期熟成」ロック 690円、豚足の甘煮 820円

『Tege-Tege』(奥)「長雲長期熟成」ロック 690円、(手前)豚足の甘煮 820円 豚足は骨からほろっと外れる柔らかさで、ゼラチンもたっぷり

そして多彩な奄美大島の家庭料理。奄美の少し甘い醤油にキビナゴの煮干しのダシで煮込まれた豚足はほろりと柔らか。

生ピーナッツからじっくり弱火で仕立てる自家製の「地豆豆腐」はもっちり甘い食感が絶品だ。

“てげてげ(奄美の方言でいい塩梅)“な心地よさに酒も進み時間も溶けていく。

店主:吉田純隆さん、知子さん「樫樽で寝かせたバニラ感がありながらすっきり伸びやかな『まんこい』もおすすめ」

『Tege-Tege』

[店名]『Tege-Tege(テゲテゲ)』
[住所]東京都杉並区高円寺北3-44-24
[電話]03-3339-8281
[営業時間]12時〜14時半、18時〜25時
[休日]水
[交通]JR中央線高円寺駅北口から徒歩7分

バー空間で飲む個性豊かな黒糖焼酎、その深みにハマる『島焼酎&梅酒BAR 九』@信濃町

隠れ家のようでもあり、オモチャ箱のようでもある少し不思議なバーだ。

島焼酎と梅酒が500種以上。しかもバリエーションがなかなかにマニアックでもある。

島焼酎とは全国の離島の焼酎。奄美ももちろん含まれる。

「僕が伊豆出身で海の向こうにいつも島を見ていたんですが、実際に集め始めると島ごとの個性もとても豊かで」と、その魅力を語る店主の加藤大策さん。

バーらしく「食中酒としてより酒として楽しめる3本」を紹介していただいた。

まずは「黒糖を倍量使っていて、香りが強め」という天下一。おお、確かに黒糖感が濃く、ホワイトラムっぽい香りがいい。

「天下一」ストレート800円

『島焼酎&梅酒BAR 九』「天下一」ストレート 800円 ミニ割り物セットで提供。初めてならグラッパグラスに入ったストレートからいろんな飲み方で変化を楽しむといい

「ちょっとイケオジっぽい色気があります」というのが三年寝太蔵。3年熟成に古酒もブレンドされ、こいつは確かに表情豊かな味がある。

「ずっと飲んでも飽きがこない」からとっかかりにもいい昇龍原酒。

語り出すほどに、魅力は尽きません!

店主:加藤大策さん「ほかにも『まーらん舟』『加郡』『島有泉』…いろんな面白さがあって選びきれません!」

『島焼酎&梅酒BAR 九』

[店名]『島焼酎&梅酒BAR 九』
[住所]東京都新宿区若葉3-8-47 アパートメント岩井1階
[電話]03−6690-3775
[営業時間]17時〜24時
[休日]不定休
[交通]JR総武線信濃町駅から徒歩6分

撮影/小澤晶子、取材/池田一郎

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

※画像ギャラリーでは、種類豊富!各店の黒糖焼酎の画像をご覧いただけます。

※月刊情報誌『おとなの週末』2026年10月号発売時点の情報です。

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