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お笑いコンビ「ティモンディ」前田裕太さんの、「目指せ、理想の大人」をメインテーマに掲げた連載コラム。30代を目前にした前田さんが「大人」を目指して過ごす日々を、食・趣味・仕事など様々な視点で綴ってくださいます。連載は、第1・3木曜日に更新です。「(理想の)大人ってなんだろう?」を一緒に考えながら、前田さんの成長を見守りましょう! 今回は、「食編」の2回目です。生きていくための必要経費、食費。やろうと思えばいくらでも切り詰められますが…「大人」は、どれくらいお金をかけ、どのような食生活を送るものなのでしょうか?皆さんも自分の食生活を振り返りながら、一緒に考えてみてください!

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あの頃、天ぷらうどんはアメリカンドリームだった

食費というのは、どれくらいかけるものなのだろうか。

家で自炊をしたとしても、いくらでも高級な食材は手に入るから外食の方が安く済む場合だってザラにある。

私は月に3〜4万円を目安に食費として使っているのだけれど、余裕のある大人は食に対して、どれくらいの金銭をかけるものなのだろうか。

あまり外食が続くと、なんだか贅沢をし過ぎていて、働きに見合った食事をしていないように思えて罪悪感が湧くし、

いいお店に行くと嬉しい反面、この食事のレベルをするのが当たり前になってしまうと、今感じている感動は当たり前になって、また同じものを口にした時に感じる喜びもどんどん少なくなってしまうのではないか、と怖くなったりもする。

うどんに、天ぷらをつけて贅沢した!ハッピー!と思える人間性を失いたくない。

腹が減っているなら天ぷらなんてつければいいと簡単に言う人もいるだろう。

ただ、ほんの2、3年前まで激貧生活を送っていた底辺芸人からすると、そもそもうどんを食べるということが幸せであって、天ぷらをつけるなんて、アメリカンドリームなのだ。

果たして天ぷらが米国のものかは分からないけれど。

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極貧時代に開発した満腹メニューたち...
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ティモンディ前田裕太
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