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全国のラーメンの名店が出店する「新横浜ラーメン博物館」(ラー博)は、年間80万人以上もの客が訪れる“ラーメンの聖地”です。横浜市の新横浜駅前にオープン後、2024年3月に30年の節目を迎えましたが、これまでに招致したラーメン店は50店以上、延べ入館者数は3000万人を超えます。岩岡洋志館長が、それら名店の「ラーメンと人が織りなす物語」を紡ぎました。それが、新刊『ラー博30年 新横浜ラーメン博物館 あの伝説のラーメン店53』(講談社ビーシー/講談社)です。収録の中から、 中心街から離れていたにも関わらず、行列が絶えなかった福岡市の伝説のラーメン店「元祖 名島亭」を紹介します。

『ラー博30年 新横浜ラーメン博物館 あの伝説のラーメン店53』(講談社ビーシー/講談社、1760円)
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創業者はオーケストラのホルン奏者

ラーメンどころである博多ですが、そこにはさまざまなスタイルがあります。「元祖 名島亭」は、当時博多の中心街から7kmも離れた場所にもかかわらず、地元のお客さまで賑わっていました。大きな釜で炊くスープは臭みもなく、コクと旨みを兼ね備えた、毎日でも食べたくなる味わいです。創業者は以前、オーケストラでホルン奏者だったという異色の経歴です。なぜラーメン店を開業するようになったのでしょうか?

【「元祖 名島亭」過去のラー博出店期間】
・ラー博初出店:2015年2月18日~2017年2月26日
・「あの銘店をもう一度」出店:2023年3月14日~2023年4月3日

ラー博に出店した当時の「元祖 名島亭」=2015年
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長浜の人気屋台で、「一風堂」創業者と修業
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