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【その他のお店編】

ありそうでなかった蕎麦前が楽しめる駅ナカの蕎麦店 『江戸切り 助六そば ぬる燗佐藤』

駅ナカの蕎麦屋の味は二の次なんて思っていたけど、こちらの「枡そば」の麺は細めでコシがあり、のど越しが爽快。天ぷらはサクサクで、香ばしいゴマ油の香りもふわっ。そして〆に蕎麦湯!これがあるとないとでは、満足感が大違い。ただし、注文を受けてから調理するため、立ち食い蕎麦のように提供が超特急というわけにはいかない。逆に、ここではゆっくりと。

天ぷら5種の枡そば(1880円)
会津産の蕎麦粉を使用。天ぷらは日替わりで、取材日はエビ、カボチャ、ミョウガなど
ランチFセット鴨葱焼き(1000円)
かき揚げそば(温または冷)。おにぎりは、鶏ダシで炊いたご飯に鳥肉がゴロっと入って食べ応えあり

日本酒にこだわった「ぬる燗佐藤」の系列店で、日本酒は20種類以上揃い、飲み比べも可能。旬の料理や天ぷらをつまみに、駅構内で蕎麦前が楽しめるなんて、なんていい時代になったもんだ!

画像上:蛤の吟醸蒸し(840円)
画像左下:鴨葱焼き (1200円)
画像右上:日本酒・義侠(840円)
画像右下:ゆず塩辛(440円)
「鴨葱焼き」はタレが濃厚で燗酒に合う。「ゆず塩辛」は爽やかな風味で箸休めに最適。日本酒は燗をつけてくれるので、おすすめの温度は気軽に相談を
『江戸切り 助六そば ぬる燗佐藤』外観
住所:改札内1階グランスタ東京内
TEL:03-6206-3248
営業時間:10時~22時(21時半LO)、土8時〜22時(21時半LO)、日・連休最終日の祝日8時~21時半(21時LO)
定休日:施設に準ずる
交通:丸の内中央口から徒歩1分

『江戸切り 助六そば ぬる燗佐藤』内観

皮からあふれる肉汁をクラフトビールで流し込む 悶絶するほど名コンビ 『東京ギョーザスタンド ウーロン』

熱々をパクッとすれば、まるで小籠包のごとく流れ出す大量の肉汁。そこへすかさずビールをプハーッ!旨いを通り越してもはや快感だ。イベリコ豚のバラと国産の肩ロースを合わせた餡は、ジューシーかつ旨み濃厚。それを受け止める皮はちょっと厚めでモチモチだ。ガラス張りになった作業場では、せっせと皮を伸ばし、餡を包んでと、いつでも作りたてを用意してくれる。

右上から時計回りに薬味五種&生ザーサイ(550円)、焼き餃子(550円)、ウーロンエール(550円)、水餃子(550円)
2種類の小麦粉をブレンドした皮は、焼けばパリッと香ばしく、茹でればツルンとした口当たり。餡はゼラチンで固めた鶏ガラスープ入りでジューシーに仕上げている。また紅生姜、きざみ大葉、パクチーなどの5種類の薬味は餃子の味変にも箸休めにも
よだれ鴨(858円)
低温調理した鴨ロースはしっとり。ピリ辛のネギソースがよく合う

壁に並んだ5つのビールタップは全てクラフトで、一押しがオリジナルの「ウーロンエール」。ホップの香りと烏龍茶の香ばしさで後味すっきり。さあ、もうひと皿いっちゃおう!

拌麺(1045円)
黒酢やラー油、芝麻醤を和えた麺に肉そぼろや漬け卵黄をトッピング
『東京ギョーザスタンド ウーロン』外観
 
住所:改札内 地下1階グランスタ東京内
TEL:03-6259-1991
営業時間:10時~22時(21時半LO)、日・連休最終日の祝日10時~21時半(21時LO)
定休日:施設の休館日に準ずる
交通:グランスタ地下北口から徒歩1分
※現金不可(カード、電子決済のみ)

『東京ギョーザスタンド ウーロン』内観

多彩に使えて贅沢な気分も味わえる新感覚パニーノバー 『東京パニーノ アロマフレスカ』

イタリアンの名店「アロマフレスカ」が、東京駅にふさわしいバルとして、パニーノとワインという今までにない組み合わせを考案。まずは、一番食べ応えがありそうな「ビステッカ」をほおばると、歯ですっと切れるやわらかな肉の旨みと塩味が、ディルやルッコラの香るソースとマッチして、ワインが進む!コンベクションオーブンの予熱で仕上げたという上州牛ロースのレア感も堪らない。ほかのパニーノも、前菜やパスタをイメージした具が揃っていて、どれも完成度が高い。

グラス:プロセッコ(800円)
パニーノは右からペペローネ(580円)、ビステッカ(1280円)
サラダ感覚の「ペペローネ」。鶏肉とチーズを合わせたまろやかなクリームとパプリカの苦みが合う。エクレア生地のサクッもちっとした食感が小気味いい
画像左:ピノネーロ(700円)
画像上:アランチーノ(各200円)
画像右:鶏白レバーのフランとジャガイモのミルフィーユ(680円)
鶏白レバーは、薄いポテトのカリッとした歯触りがアクセントに。アランチーノは、定番ミートソース、ポルチーニと茸、塩鱈のドライカレーの3種。ひと口サイズだが、それぞれの味のバランスが見事

新幹線の改札が目の前だから、発車3分前まで余裕で飲んでいられるという立地も最高。330円の小皿もあれば、レストラン級の料理も揃っていて、軽く一杯はもちろん、ディナーにも使える。こりゃ、来訪必至だな。

タリアテッレのボロネーゼ(1200円)(ランチ限定)
旨みたっぷりのボロネーゼに利かせたトマトの酸味で食が進む
『東京パニーノ アロマフレスカ』外観
 
住所:改札内1階グランスタ東京内
TEL:03-5218-8212
営業時間:8時~22時(21時半LO)、日・連休最終日の祝日8時~21時半(21時LO)
定休日:施設に準ずる
交通:八重洲北口から徒歩1分

『東京パニーノ アロマフレスカ』内観

メキシコ人も驚いた自家製トルティーヤの焼きたては感動モノ『北出TACOS』 

日本橋にある『北出食堂』で人気のタコスに特化。小麦粉の自家製トルティーヤは見たことがあるけど、ここはなんと北海道産トウモロコシを使用。食べればもちっとやわらかくて、今までのトルティーヤとは別物だ。そして、中の具もひと味違う。例えば、東京スペシャルタコスのビーフステーキは、塩コショウだけなのに、肉の旨みが濃い。ホルモン剤不使用のグラスフェッドビーフ(牧草牛)のハラミ肉で、味だけでなく安心で栄養価も高いという。


画像上:レギュラータコスフィッシュフライ2ピース(1045円)
画像下:東京スペシャルタコス ビーフステーキ150g(1650円)
フィッシュフライの衣には強炭酸を加えてカリカリの食感に
タコライス(ランチ限定)(1100円)
肉は写真のチキンティンガのほか、全3種から選べる。燻製チリやトマトピューレなどを加えたスープで炊いたメキシカンライスも絶品
画像左上:スパイシートルティーヤスープ(990円)
画像右上:マンゴーチリライムマルガリータ(1045円)
画像中央:北出のフライドチキン150g(880円)
「スパイシートルティーヤスープ」は辛旨で食べ始めると止まらない! 「北出のフライドチキン」はスパイシーでヤミツキに。「マンゴーチリライムマルガリータ」は甘みと辛みが相性抜群

肉は遺伝子組み換え食品や化学調味料不使用の“NoMSG,NoGMO”が素材選びのルールだ。トルティーヤが自家製なのもそのため。となれば、テキーラをぐびっとやりながら、思う存分食べても問題なし!

テキーラは4~5種

『北出TACOS』外観
住所:改札内地下1階グランスタ東京内
TEL:03-6259-1699
営業時間:10時~22時(21時半LO)、日・連休最終日の祝日10時~21時半(21時LO)
定休日:休施設に準ずる
交通:グランスタ地下北口から徒歩1分
※現金不可(キャッシュレス決済のみ)

『北出TACOS』内観

グランスタ東京『おとなの週末』編集部員はこう楽しみます(1) 目移り必死!駅ナカ飯の王様グランスタ東京で「麺」めぐり

駅での乗り換え時の食事といえば、やっぱり蕎麦。ここ、グランスタ東京の蕎麦は上記の『助六そば』をはじめ、こだわりの味揃い。1階吹き抜けエリアにある『そは二○(ソバニワ)』は、ダシにこだわると謳うだけあってツユが旨い。カツオの風味がふんわり漂い、蕎麦を啜れば、やわらかなかえしの味わいと共に、口の中にググっと広がる。名物の天かすとカツオ節、さらに肉厚の揚げが入る「むじなそば」(750円)はワンランク上の駅蕎麦で満足度高し。

グランスタ東京近くの改札内に新設された『蕎麦29東京(ソバニクトウキョウ)』(1階)はツユ、蕎麦だけでなく、29=肉の通りたっぷりのった豚肉がウリ。肉の旨みが蕎麦&ツユをコク深くし、腹ごしらえにぴったりの食べ応えとなっている。

『蕎麦29東京』の「蕎麦29」900円
ピリ辛味がやみつきに

ところで、グランスタ東京(改札内)で啜れる麺は蕎麦だけではない。ラーメンもまた充実している。『南国酒家47china』(地下1階)ではグランスタ東京店限定で日本各地の食材を使った料理と、同店限定の麺を使ったラーメンが楽しめる。スープと絡まった麺を啜った時の口の中の幸福感ときたら……千円を超える値段も納得なのだ。

『南国酒家47china』の「群馬県産もち豚低温ローストチャーシューの清湯そば」1480円

そして『雷 東京本丸店』(1階)だ。松戸の人気店「とみ田」が手がけるガッツリ系のラーメンは濃厚なスープと極太ちぢれ麺、そしてドデカいチャーシューとボリューム満点だ。と、蕎麦もラーメンも個性派の美味満載。これだけ揃っているだけに、迷って、電車に乗り遅れないように要注意です。

『雷 東京本丸店』の「雷そば」900円
ニンニクなどのトッピングも可

グランスタ東京『おとなの週末』編集部員はこう楽しみます(2) 美味しいビール揃ってます!グランスタ東京のほぼ全泡制覇

東京駅はビアスポット激戦地。グランスタ東京にある最新店を、年間約300杯は呑むビール好きな『おとなの週末』編集・戎が巡りました。

まずは、丸の内と八重洲を結ぶ北地下自由通路沿いにある『DEPOT』。昔ながらのスイング式で注ぎ口が蛇口という”スイングカラン”で黒ラベルを飲ませてくれる。薄張りグラスでお出まし。きめ細かい泡の後から麦汁がクーッと喉を伝い、麦芽の香りが鼻を抜ける。プハァ、これぞニッポンのビール。 旨い!ここで飲みたかったビールがもう一杯。ミルコだ。グラスの9割が泡という代物。飲むと淡雪のごとく、クリーミーな泡が飛び込む。かすかに残る麦の香りがいい。ついにミルコまで飲めるようになるとは、東京駅はつくづくビールタウンだと思う。

『DEPOT』の「ミルコ」650円
ここで食べたナポリタンも美味しかった

このミルコ、改札内の『Tokyo Station BeerStand』でも飲める。スーパードライで作るそれは、あのキレを泡が包み込む。飲み口が軽くなり、スッと胃袋に収まった。

そのまま改札内を闊歩し、先ほど紹介した『北出TACOS』へ。メキシコビールがあると聞いていながら、つい本日のクラフトビールを呑んでしまう。

『北出タコス』の本日のクラフトビール「MURAKAMI SEVEN IPA」858円

そして1階へ上がって、『東京パニーノ アロマフレスカ』でイタリアビールの生をいただく。これがキレがあって爽快感抜群。口当たりがよくグビッとイケた。

『東京パニーノ』の「ペローニ ナストロアズーロ」880円

最後は、大好きなクラフトビールを。丸の内1階北改札を出て左手にある『常陸野ブルーイング 丸の内』だ。ネストビールを全10種類取り揃える。イートインで飲むのもよかったが、テイクアウトできるのもいい。東京駅丸の内駅舎を見ながら、新幹線のお供にと想像が膨らむ。楽しい!

『常陸野ブルーイング 丸の内』の「常陸野ネスト樽生」レギュラー880円

撮影/小島 昇(東洋軒・ピエール・エルメ)、大西尚明(助六そば・東京パニーノ)、瀧澤晃一 取材/菜々山いく子(東洋軒・ウーロン)、井島加恵
※店のデータは、2021年1月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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