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「おにぎり」、「おむすび」、「にぎりめし」の違いは?

「おにぎり」、「おむすび」、「にぎりめし」は、結論から言うと、呼び方が違うだけで、いずれも同じものを指しています。

「おにぎり」と「おむすび」については、
・三角形に握られたのが「おむすび」で、それ以外の形状は「おにぎり」
・東日本では「おむすび」、西日本では「おにぎり」と呼ぶ
など諸説ありますが、いずれも決定的な違いを与えるものはありません。

呼び方については、最初もち米を蒸して握ったものを「にぎりめし」と呼び、それが「おにぎり」とも呼ぶようになりました。「むすび」という呼び方が見られるのは江戸時代以降で、公家や大奥など上流階級の女房詞に端を発するようです。もっとも一般的なのは「おにぎり」で、NHKのアンケート調査によれば、約90%の人が「おにぎり」と答えたそうです。ちなみに、大手コンビニチェーンでは、「おにぎり」と呼ぶところもあれば、「おむすび」と呼ぶところもあります。

(参考)
[5] イネのふるさと(米穀安定供給確保支援機構)
https://www.komenet.jp/bunkatorekishi/bunkatorekishi01/bunkatorekishi01_1
[6] 日本最古 一目で「おにぎり」 第一発見者・栃木さんに聞く(北陸中日新聞)
https://www.chunichi.co.jp/article/274441
[7] おにぎりの歴史(一般社団法人おにぎり協会)
https://www.onigiri.or.jp/history

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圓岡太治
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