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ラー博卒業、多くの常連の客がつく

1997年6月29日にラー博を卒業。小栗さん曰く「卒業は寂しかったですが、私の夢の実現で店舗を増やしていくためやむをえませんでした」とのこと。その年に3店舗目となる荻窪店を開業。

環七をはじめとした首都圏には雨後の筍のようにラーメン店が増えていき、その多くは消えていくという移り変わりの激しいラーメン業界の中で、野方ホープは着実に常連のお客様がつき、店舗を増やしていき、そして2023年創業35周年を迎えます。現在は都内を中心に10店舗を展開。小栗さんの夢は小栗さんを支えてきたスタッフたちによって現在も進行中です。

「野方ホープ」荻窪店の外観(提供:野方ホープ)

26年ぶりのラー博復活

創業者・小栗冨美代さんが2012年にご逝去されてから11年。そして2023年は創業35年にもなります。

35周年のポスター

今回の出店は創業者とともに野方ホープの成長を支えてきた側近達により「創業者のがんこババアに捧げる、35年間の成長」をスローガンに、温故知新の心を忘れずに1994年当時の味を再現します。

側近達が味を受け継ぐ

1994年当時と現在では、スープのベース自体は大きく変わっておりませんが、当時のラーメンの方がワイルドな味わいでした。特に背脂は、現在「こてこて」、「こってり」、「ふつう」、「あっさり」、「あぶらぬき」の5段階から選ぶことが出来ますが、当時はスタンダードで現在の「ふつう」の倍近い量を入れておりました。

また現在、野方本店を除く店舗では、背脂を別で取り、ラーメンに入れておりますが、今回は本店同様、いわゆる背脂チャッチャ方式(背脂のブロックを平ザルで崩しながらラーメンに振りかける)で提供いたします。

1994年当時と同じ“背脂チャッチャ方式”を採用

具材も当時のスタイルを採用します。

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「野方ホープ」のラーメンの特徴...
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おとなの週末Web編集部
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