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6位以降はコレ！
【6】うな重（上）4910円『かねりん』＠静岡県・浜松
備長炭でのちょい蒸しで香ばしくもふっくら！
【7】ワンタンメン 1250円『支那ソバ かづ屋』＠目黒
味わい深いスープ、ワンタンもしみじみ旨い
【8】オムライスセット 1800円『シラツユ』＠錦糸町
バター香るクセになる味。うずらの卵も隠れている！
【9】生アジフライ 750円『しゅん』＠代々木
刺身用のアジをさっと揚げていて、身がふわふわ
【10】トマトとアマーロのムースかき氷 2100円『麦酒屋るぷりん』＠銀座
緻密に計算された素材の組み合わせが絶妙
旨いひと皿は、変態レベルの料理愛が生むのかもしれない
飯「うどんとビールを愛する若手編集者の……いや、もう若くはないか」
戎「別にそこはいいですから（笑）。僕のベスト10ですが、最初に言っておきます！ 豊作過ぎて、うどんとビールが入りませんでしたー」
武「それは意外やねー。阪神おめでとう（棒）」
戎「というより、ネオ角打ちはどこも良くて、今年のベストビールもあるんですが、それはまた別枠で紹介したいなと」
飯「そんな戎くんの1位は、ジャーン！」
戎「10月号の昭和めし特集で紹介した『プクプク亭』の「ミソカツ」です。甘い味噌ダレが、ラードで揚げたカツにドンピシャ。衝撃でした」
武「そういえば、ご飯好きじゃない戎くんが、白飯とカツを頬張っていたって情報があって驚いた」
戎「そうそう、2023年の事件でしたね、これは。とは言いつつ、2位もご飯ものではありまして。『鮨スタンド 三六五』のホヤの握りを推させていただきます！」
飯「ホヤとはまたレアな」
戎「いやね、これ誌面用に撮影はしていないんです。取材時にあまりに気になって、どうしても食べたい！ って注文して。新鮮なホヤが口中に充満して、次にシャリがほどけていく……衝撃度はミソカツの次だったので2位に」
飯「そんな衝撃ならなんぼあってもいい！」
戎「ですねー。3位に挙げた『人と羊』の「ひつじそば」もそう。ラムの香りとスパイスの風味が合わさって、ラーメンというか、羊料理として成立させた一杯にグッときました」
武「阪神おめでとう（棒）。店主のキャラも？」
戎「独創的というか（笑）。おひとりさましか入れないミステリアスな感じも面白い」
飯「いや、気になり過ぎるでしょ」
戎「もしかして極めるってそういうことなのかもなと。4位『トロワドゥアン』のサンドイッチも、5位『鼓』のコースも、驚きと感動があって、やはり独創的ですし」
武「変態レベルのこだわりという共通点ね」
戎「そんな中、『かづ屋』のクラシカルなワンタンメンや、『シラツユ』のオムライスみたいなホッとする味も捨てがたい。正直選べなくて。えーと、やっぱり順位つけるのやめません？」
2024年はここに行きたいこれを食べたい！
決して人に流されやすいタイプではありません。でも「ふるはうす」（＠小田原）、「湧魚」（＠三崎口）は、取材した池田、小島、武内が、「あおもん」（＠五反田）は肥田木、武内がアジフライを絶賛。ぜひ一度食べてみたい。アジフライで新機軸を思案中です。
あと、菜々山さんがランキングに入れていた「健寿司」（＠蒲田）は、肥田木、武内も「いいお店」と語っていた店。ここにも行かなければです。
※2024年1月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
▶おとなの週末2024年1月号は「東京駅を食べ尽くす」
