2021年末からスタートしたコラム連載「ティモンディ前田裕太の“おとな”入門」。今年の春からは、お悩み相談にリニューアルし、読者の方々から寄せられたお悩みに答えてきました。そこで今回は、年末特別記事として、今年1年分のお…
画像ギャラリー2021年末からスタートしたコラム連載「ティモンディ前田裕太の“おとな”入門」。今年の春からは、お悩み相談にリニューアルし、読者の方々から寄せられたお悩みに答えてきました。そこで今回は、年末特別記事として、今年1年分のお悩み相談16回分を総まとめ。毎回、「担当編集者からのひとこと」でちょこっと感想や補足情報をお届けしてきた私、Web編集T目線で、ちょっとしたこぼれ話とともにご紹介します。気になった回やもう一度読みたい回など、ぜひ振り返ってみてください!
第1回 人脈を広げたいけれど、なかなか一歩が踏み出せない
やりたいことがあるけど一歩が踏み出せない…と言うと、「それは、つまりはそこまで本気でやりたいと思っていないからでしょ」と一蹴されてしまうこともありますよね。いやそうなんですけど、それは本当に正論なんですけど、でも、実際はそんな簡単なことじゃないじゃん…というのが本音なわけで。前田さんは、そんな風に突き放したりはいたしません!「なぜ一歩が踏み出せないのか」について、様々な方向から考えています。
◎人脈を広げたいけれど、なかなか一歩が踏み出せない。もどかしさから抜け出すには?
https://otonano-shumatsu.com/articles/307311
第2回 年上の同期との関係について
おしなべて人間関係とは難しいものですが、特にそこに「年齢」や「年次」が絡んでくると、一気にややこしさを増しますよね。できるだけそういった付加情報にとらわれず、個と個で関係を築けたら素敵ですが、なかなか難しいもの。
人間関係に悩んだ時、この回の前田さんの「結局、何かを共有できる人なんて多ければ多い方が人生は豊かになるし、苦しいことだって乗り越えやすくなる」という言葉を思い出し、友人・恋人・先輩・後輩・職場の人…などなど、「関係の肩書」にとらわれないぞ、と自分に言い聞かせています。
◎年上の同期と仲良くなるには?
https://otonano-shumatsu.com/articles/311888
第3回 プレゼント選びの難しさ
プレゼントという行為は好きなのに、選ぶのが難しすぎませんか、というお悩み。確かに、誰かに贈り物をするという行為は褒められることが多いですが、本当にそうだろうか?という前田さんの持論が展開されました。
「世間の常識を当たり前だと思うなよ!」という“前田節”を堪能できる回です。2024年は、誰かにプレゼントを贈ろうかな、と思うたびに、この回の前田さんの文章を思い出しましょう。
◎プレゼント選びの難しさ
https://otonano-shumatsu.com/articles/314552
第4回 人生の不安との付き合い方
ご病気をきっかけに、人生の不安を抱えた相談者さんからのお悩み。前田さんと、いつも以上に丁寧にやりとりを重ねました。前田さんの文章だけでしっかり完結していたので、補完することはない、「担当編集者からひとこと」はむしろノイズになってしまうかもしれないと思い、書きませんでした。
誰かに相談するだけでは何の解決にもならないけれど、心を軽くして、解決のための一歩を踏み出す手助けにはなるかもしれない、と思った回です。SNSでもいつも以上に様々な反応があり、私も考えさせられました。
◎人生の不安との付き合い方
https://otonano-shumatsu.com/articles/317079
第5回 「友達」といると疲れてしまうのはなぜ?
友達といれば楽しいけれど、気疲れが勝つ、という相談者さんの気持ち、程度の差はあれ、共感する人も多いのではないでしょうか。「気疲れしてしまう」理由を「優しいから」と受け止めつつ、「でもそれは、“相手に良く思われたい”の裏返しでもあるよね」と、痛いところをついてくるあたり、こういうところが、「前田さんに相談してよかったな」と思わせる所以なのでは、と思った回でした。
◎友達といると、「楽しい」より「疲れた」が勝ってしまうのはなぜ?
https://otonano-shumatsu.com/articles/321189
第6回 優柔不断は短所?
自分の優柔不断さが嫌だ、という相談者さんに対し、「優柔不断だと言われる人は、全ての分野に優柔不断な訳ではないのでは」「最終的に決めるのは自分であっても、(レストランでは、一緒にいる人と同じものを頼むとか、)考慮する材料を他人から拾ってきたって構わない」など、心を軽くしてあげられる言葉や、新しい視点がちりばめられた回でした。
一般的には短所と言われる性質に対して「本当に?」と考える姿勢、素敵だな、と思って読んでいました。
◎優柔不断は短所とは言い切れない?
https://otonano-shumatsu.com/articles/323015
第7回 自分を認めるにはどうすれば?
「夢の実現と自己承認に因果関係はない」の持論に、ハッとさせられた回でした。確かに私も、達成できたりできなかったりした目標が人生でいくつもありましたが、達成したときに「自己承認レベル」が上がった実感はまったくありません。
年齢を重ねれば重ねるほど自分の欠点や嫌なところなんて、人に言われなくても痛感していきますよね。「自分を一番大事にできるのは自分自身」、前田さんのおっしゃる通りだな…と思いました。
◎自分で自分を認められるようになるにはどうすれば?
https://otonano-shumatsu.com/articles/325982
第8回 「蛙化現象」を克服するには?
お悩み相談は本来、「これはどう思う?」「この場合はどう?」と、会話のキャッチボールをしながら進めていくべきものだと思うので、それができないこの連載は、なかなか難しいことをお願いしているな、と思っています。この回では、やり取りができない分を補うように、相談者さんはどれに当てはまるか一緒に考えましょう、という姿勢で、いろいろな側面から文章を展開してくれました。
ちなみに、この回の「担当編集者からのひとこと」では、母の言葉を紹介したのですが、SNSで「素敵なお母さま!」という反応をちらほらいただき、母がホクホクしていました。皆さんありがとうございます。
◎「蛙化現象」が辛い…克服するには?
https://otonano-shumatsu.com/articles/327567
第9回 連絡不精な友達との付き合い方
このお悩みを読んで、「そういう友達、私もいます~!連絡は返ってこないけれど、会えば向こうも楽しそうにしてるんですよね~。でも、いかんせん連絡が返ってこないから予定が決まらないし、日にちを提示したら『その日は予定ある』とか言われると、他の人との予定はサクサク決まるんですね~ハイハイってなりますよね~」と、相談者さんに大共感していました。なので、前田さんの回答が結構バッサリ系だったのを見て、さすがっす…!と思ったと記憶しています。
◎連絡不精な友達。距離を置くしかないのでしょうか?
https://otonano-shumatsu.com/articles/329217
第10回 お金を気持ちよく使うには?
「何かにお金を使う決断をするのが難しい」という相談。何かにつけられた値段を見て、「これにこの金額を使う価値がある」と判断する基準は本当に人それぞれなので、一概に「こう考えればいいよ!」とアドバイスするのは難しいですよね。SNSには、この回に登場した「お金はあくまで“引換券”」という前田さんの名言への反応が多く寄せられました。
最近、「旅行は嫌いじゃないけれど、何も起こっていない“移動”という時間にかけるお金を、どうしてももったいなく感じてしまう」と友達が言っていて、言われてみればそうだな、と思いました。とはいえ私は旅行が大好きなので、早く誰かが「どこでもドア」を開発してくれないかな~。
◎お金を気持ちよく使えない。どうすれば?
https://otonano-shumatsu.com/articles/331511
第11回 興味のない話題にどう付き合う?
「心理テスト」で盛り上がる同僚たちの気持ちが全く分からない、という相談でした。確かに、周りの人たちが、絶望的に興味のない話題で盛り上がっていると、ニコニコしているのもしんどくなって、「この時間、何…」って落ち込みますよね。
でもこの回に出てきた、「お互いが興味のあることしか話ができなかったら、話題なんて本当に少なくなってしまいますからね」という前田さんの文章を読んで、確かに!きっと今まで、私もたくさん人を付き合わせてきたんだ!と開眼した気持ちでした。
◎心理テストで盛り上がる職場…どうしても楽しめません
https://otonano-shumatsu.com/articles/333673
第12回 理想のリーダー像とは?
「職場で求められる役割が、自分には合わない気がする…」というお悩みでした。「求められているだけ幸せだよ」は、こういった相談の答えとしてよく聞かれる「THE正論」です。でも、前田さんの「求められるということは幸せなことかもしれないけれど、その内容が自分を幸せにしてくれるとは限らない。だったら、こっちも内容を飲んでやるから、そっちも諸々飲めよ、という姿勢が大事」という言葉を読んで、勇気づけられた方も多いのではないでしょうか。
◎「求められること」と「やりたいこと」にギャップがある時、どうすれば?
https://otonano-shumatsu.com/articles/335781
第13回 脈ナシな恋が辛い…どうすれば?
この回は、出だしの一文を読んで、「あ、今回絶対良いコラムになる」と確信しました。そして、「諦めるとしても諦めないとしても、しっかり決断してそのための行動をとらないと絶対に後悔が残る」という内容に納得し、同時期に失恋した私の友達に、そっくりそのまま伝えました。その人は、「諦めない」と決めて、いろいろな策を実行中です。
ちなみにこの記事は、配信先のヤフーニュースで、いつも以上にたくさん読まれていました。皆さん恋バナ好きなんですね~、とニヤニヤしてしまいました。
◎脈ナシな恋は、諦めるしかないのでしょうか?
https://otonano-shumatsu.com/articles/339462
第14回 家族の介護問題
「介護」そして「家族」という、なかなか外部の人間が口を出しにくい内容だったので、前田さんが、いつも以上に丁寧に、慎重に、言葉を紡いでくださっているなと思いながら読んだ回でした。前田さんご自身のエピソードも盛り込んでいただいたので、読者の皆さんも「自分だったら」と当てはめて考えるきっかけになったのではないでしょうか。こちらも、SNSで様々な反響が寄せられ、私としても考えさせられた回になりました。
◎母親の介護を一人で背負う弟。うまく介入するには?
https://otonano-shumatsu.com/articles/340888
第15回 恋人がほしいけど、恥ずかしい!
「恋人はほしい気がするけれど、恥ずかしさが勝って、一歩を踏み出せない」というお悩みでした。前田さんご自身の経験を盛り込んでくださっているので、説得力がある内容になっています。
いまだに、マッチングアプリで知り合いに見つかったら恥ずかしい、という風潮はあるので、程度の差はあれ、「恋人がほしい」と大々的に言うことを恥ずかしいと感じることは、珍しくないのかもしれません。
ちなみに、あまりに前田さんの回答とドンピシャなことをこの数日前に経験していたので、うっかり「担当編集者からのひとこと」に書いてしまいましたが、後から読んだら、めちゃくちゃ恥ずかしいことを書いていますね。消したいです。
◎恥ずかしさに打ち勝って、恋人を作る一歩を踏み出したい!
https://otonano-shumatsu.com/articles/346062
第16回 ネットにある意見に惑わされず、自分の「好き」を大切にしたい
このご時世、共感する人も多いであろうお悩みでした。「推し」「推し活」という言葉が一般的に使われるようになって久しいですが、その言葉に込められた意味や気持ちの熱量は、人によって様々だな、と常日頃感じます。「推される」立場でもある前田さんの処世術や考え方は、かなり参考になった方も多いのではないでしょうか。
「推し」も「ファン」も「応援」も、結局は「好き」という気持ちがベースにあるのでしょうから、全員が気持ちよく「好き」を出せるようになるといいな、と思います。
◎ネットにある嫌な意見に惑わされないためには?
https://otonano-shumatsu.com/articles/347751
2024年も、前田さんへの相談大募集です!
こうして振り返ってみると、人間関係、仕事、恋愛、家族…本当に様々な種類のお悩みがありましたね。「お悩み相談」にリニューアルしたことで、読者の皆さんが考えていることや感じていることを、前田さんと共有して作られていくコラムとなり、SNSでの反響も以前より多くいただくようになりました。
今年1年、お悩みをお送りいただいた方、そしてお読みいただいた方、本当にありがとうございました!
来年も、引き続きこのコラム連載は続きます。ぜひ、お悩み相談を、下記「おとなの週末Webお問い合わせフォーム」からお送りください。真剣な相談、ちょっとしたお悩み、前田さん聞いてみたいこと、などなど…。皆さんからのご応募、お待ちしております!
「お名前(本名でなくても構いません)」「メールアドレス」を所定の欄にご入力いただき、「お問い合わせ内容」欄の冒頭に「おとな入門 相談応募」と明記いただいたうえで、「ご相談内容」と、「住所(都道府県名)・年代・性別・ご職業」をご記入ください(例:東京都・20代・女性・会社員)。掲載は匿名です。 また、年代・性別・ご職業の情報は、掲載された際に、読者の方がお悩みをより具体的にイメージできるように、ご記入をお願いするものです。必ずしもご記入いただかなくても問題ございません。
前田裕太(まえだ ゆうた)
1992年8月25日生まれ、神奈川県出身。愛媛県の名門、済美高校野球部の同期である高岸宏行とのお笑いコンビ「ティモンディ」のツッコミ担当。趣味はサッカー観戦、読書。テレビ番組で画力を披露したり、複数メディアでコラムを執筆するなど、マルチな活動で注目を浴びている。
ティモンディ
高岸宏行・前田裕太によるお笑いコンビ。コンビ結成は2015年、グレープカンパニー所属。高岸のポジティブなキャラクターや、二人の野球経験と身体能力などがバラエティ番組で引っ張りだこに。コンビの野球経験をいかしたYouTubeチャンネル『ティモンディチャンネル』の登録者数は約28万人。