GACKTを唸らせた逸品が集結する美食ブランド誕生!『GACKT極シリーズ』をひと足先に実食

GACKTを唸らせた逸品を集めた美食ブランド誕生!『GACKT極シリーズ』をひと足先に実食

GACKTを唸らせた逸品を集めた美食ブランド誕生!『GACKT極シリーズ』をひと足先に実食

今や美食家としても知られるアーティスト・GACKTさんがブランドアンバサダーを務める「GACKT極シリーズ」が、2024年7月10日より販売開始。「まだ知られていないおいしいものをみんなに食べてもらいたい」という思いから…

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今や美食家としても知られるアーティスト・GACKTさんがブランドアンバサダーを務める「GACKT極シリーズ」が、2024年7月10日より販売開始。「まだ知られていないおいしいものをみんなに食べてもらいたい」という思いから、立ち上がった美食ブランドという。一体どんな商品が登場するのか!? 『おとなの週末Web』ライター・森田が、メディア向けの先行試食会へ参加し、ひと足先に実食してきました。

GACKTが審査して本当においしかったものだけを販売!

世に美食家は数あれど、お茶の間を沸かせるスターはごくわずか。

さらに「東京ドーム公演を行ったアーティスト」「テレビ朝日系特番『芸能人格付けチェック』個人連勝76の人」となったなら……この方、GACKTさんだけを指す、とはっきり言える。

究極のビジュアル系バンド、MALICE MIZERを経てソロアーティストとなり国内外で活躍。また俳優としてはNHK大河ドラマ出演をはじめ、映画『翔んで埼玉』の主演を飾るなど、八面六臂の快進撃を果たすGACKTさんの源泉こそ、「美食」をたしなむ繊細な感覚にあったのではないだろうか。

彼の名を冠するシリーズを世に送り出す、株式会社オーシャンという食品会社にも、がぜんとして興味は募る。北海道根室市で誕生した当社は、カニをはじめとしたこだわりの海の恵み、北の大地の恵みを届けることが願いにあるという。

株式会社オーシャンの荒木和人社長

試食会の冒頭に、社長・荒木和人さんからのメッセージが響き渡る。

「この『GACKT極シリーズ』は、GACKTさんとオーシャンの『まだ知られていないおいしいものをみんなに食べてもらいたい』という思いが合致して生まれました

厳選された産地で、こだわり抜いた加工技術なのに、まだ知られていない商品――

そんな商品をGACKTさんに審査していただき、本当においしければ認定し、世の中に広く販売するブランドです」

審査認定にはクオリティが担保されているようで――。

「世界中どれだけ探し回ったものであっても、GACKTさんのNGが出たら販売できない、という本気さが特徴なんです」

そんな本気なブランドの始まりは、社長がもともとGACKTさんのファンだったから。

「しんやのほたて」というホタテ化工商品を差し入れとして定期的に送っていたところ、控室で口にされることがあり、両者の間にご縁ができたそう。

その後3度の試食会を実施して、「極」のお墨付きを得た商品を選りすぐって、今回の販売に至ったのだという

「GACKT極シリーズ」のパッケージ

ファンの熱が高まって、ごひいきのアーティストとコラボレーションできるだなんて、現代のシンデレラストーリーと言っても過言ではないだろう。どんぴしゃに刺さるお話で、運ばれてくる北海道の食品への期待がさらに高まる。……いざ実食!

GACKTと社長をつないだホタテなど海鮮系を実食

まずは、「極ほたて3種セット(燻油漬け、焼き、ソフト)」(5980円)から。

「極ほたて3種セット(燻油漬け、焼き、ソフト)」(5980円)

くー! しょっぱなからお酒のお供にしたくなる! 噛みしめてプツッとほどける、ホタテの繊維の舌触りがなんとも後を引く。

「極ほたて3種セット」から各種1粒ずついただいた

「ほたて燻油漬け」は、創業130年の老舗店が試行錯誤を重ねて開発し、今年で発売60周年になるロングセラー。ぎゅっと閉じこめられた燻製香を、なめらかなオイルづたいに感じて余韻が残る。

「銀の殻舟(ソフト貝柱)」は、ソフト仕上げの製法によって、柔らかさと繊維感という両極な感覚を実現。引き算の美学によって、塩味が活きている。

「ほたて関白(焼き帆立)」は、焼き上げられた香ばしさによって、ホタテの持つ旨みが幾重にも広がる、あっさり塩味だ。

続いては大皿盛りのお刺身たち。

どこから箸を伸ばそうか、迷ってしまうのもうれしいもの。

大皿に盛られた刺身たち

大皿の右から時計回りに、ボタンエビ、活ほたてとヒモ、北海シマエビ(チルド)、北海シマエビ(冷凍)、みやぎサーモン(養殖)、アタカマソルトサーモン(養殖)となっている。

「ボタンエビ」は、ブリンとせり出した身の大きさ! アラフィフの美容意識に嫉妬心をつけるほどのハリとツヤが、見た目からも迫ってくる。

濃密に舌をとろけさせる身の甘さと、頭をのぞいてチュッといただく味噌の官能。しんしんと寒冷な海域に、ひっそり花咲くボタンエビのかわいらしさよ。

ボタンエビ

オホーツク海で夏に漁獲される「活ほたて」は、稚貝を放流する「地撒き式」のもの。天然に近い環境でのびのび育った経歴から、絶妙な食感を楽しめる貝柱に成長。

「ヒモもぜひともお試しいただきたく!」とパワープッシュされてうれしく口にしたところ、クリックリッと歯にあらがう弾力と活きの良さが、ほのかな塩味を後押ししてくれた。

活ほたて

「北海シマエビ(チルド&冷蔵)」は、目にも鮮やかなくっきりとしたボーダーに、弾力ある身が映えているのも、漁獲後すぐに浜茹でされているから。夏頃の旬の時期だけ提供されるチルドは、嚙み心地に応じて旨みがするする出る逸品。

北海シマエビ(チルド)

驚いたのが、冷凍ものの強い甘み。どうしてもチルドと比較して辛口になりそうなところ、私は「冷凍もの観が変わる!」と思ってしまいました。

北海シマエビ(冷凍)

そして、「みやぎサーモン(養殖)」宮城県気仙沼を産地とする銀鮭は、国内シェアの9割を占め、その水揚げが初夏のころと今が旬。脂乗りがふくよかで、口の中にコクが残ります。

一方、チリ産の「アタカマソルトサーモン(養殖)」は3種類ある鮭のグレードのうち、最上級のプレミアムグレードのものを使用

漁獲15時間以内に真空凍結させて加工処理されているため、繊維の損傷やドリップが最小限に抑えられている。ちゅるんとした食感がみずみずしい。

手前が「みやぎサーモン(養殖)」、奥が「アタカマソルトサーモン(養殖)」

道東の“幻のカニ”も「極シリーズ」にラインナップ!

続いては、みんな大好きカニの登場である。

「北海道 根室産 花咲ガニ」(チルド/8980円※期間限定、冷凍/8980円、
チルド・冷凍食べ比べセット/10800円※期間限定)

試食会では、大皿で数種類いただいた。右から時計回りに花咲ガニ(チルド)、イバラガニ(ゆで)、イバラガニ肩身、毛ガニ肩身と味噌あえ、毛ガニだ。

大皿に盛られたカニたち。絶景!

まずは「花咲ガニ」。甘い! まるでスイーツ! 目を剥くほど、栗のようにこってりまろやかな味わいが広がる。

道東の限定された海域でしか獲れず「幻のカニ」とも呼ばれる花咲ガニは、根室産を使用。特に旨みの集中しているふんどしは、1尾にひとつだけのご褒美だ。

続いて、「イバラガニ(ゆで)」。オーシャン社の方いわく、「GACKTさんがタラバ蟹よりお好き」と言われたのだそう。知名度こそ低いカニだが、タラバガニよりも甘みが強い。野性的に大きくエネルギッシュな身には、思い切りかぶりつくのがいいだろう。

イバラガニ

なんとも繊細だったのが「毛ガニ(冷凍)」。淡雪のような、かそけき味わいの奥から甘みが広がる、情緒的な味わい。

流氷明けのオホーツク海でしか水揚げされない活き毛ガニを浜茹で加工し、急速冷凍したもの。肩身とカニ味噌をあえたものからは、奥ゆかしさから一転、華やかな濃密さが。

毛ガニ(冷凍)

まだまだ参ります、お次は干物

写真左から北海道羅臼産の干物・真ほっけ、きんき、シータイガー、ホタテ。

長皿に盛られた“極”たち

「北海道羅臼産干物(ほっけ、きんき)」は、いずれも化学調味料や保存料を一切使用しないこだわり製法仕上げ。

真ほっけは肉厚で柔らかく、すっきりとした味が食べやすさの秘密。きんきは北海道が誇る高級魚。白身の王様と呼ばれるのもそのはず、上品な脂乗りが楽しめる。

「北海道羅臼産干物(ほっけ、きんき)」

これでお腹いっぱい、と思いきや最後にしゃぶしゃぶが待っていた

「阿寒ポーク(ロース、肩ロース)」。釧路の阿寒地区のミネラルたっぷりの水で育てられたハイブリットポーク、「ハイポー種」を使用している。

しゃぶしゃぶ用のロースは脂身たっぷりで、旨みの強さが持ち味

「阿寒ポーク(ロース)」

あっさり派の方には、歯応えと肉質感が上質な肩ロースがおすすめ

1.5ミリの極薄に仕上げることでより深いコクを成立させているのだとか。

「阿寒ポーク(肩ロース)」

ざっと実食しつづけてお腹まんたん、幸せもうなぎのぼり。

美食家GACKTさんが是とした「極シリーズ」の美味なる理由とその深淵を、まざまざと見せていただく機会となった。

株式会社オーシャン社は「食を通じて地域の魅力を発信し、人々の豊かな暮らしに貢献する」ことがモットーだが、その通り、さまざまな産地ならではの特性をとらえた食材、商品を集めていると感じた。

美食ブランド「GACKT極シリーズ」の発売は2024年7月10日から

まずは、「極ほたて3種セット(燻油漬け、焼き、ソフト)」(5980円)、「北海道 根室産 北海シマエビ」(チルド/4980円※期間限定、冷凍/4980円、チルド・冷凍食べ比べセット/9960円※期間限定)、「北海道 根室産 花咲ガニ」(チルド/8980円※期間限定、冷凍/8980円、、チルド・冷凍食べ比べセット/10800円※期間限定)、「北海道産 富良野メロン」(4480円※期間限定)を販売。

その後、8月にも続々と登場する予定だ。

「北海道 根室産 北海シマエビ」(チルド/4980円※期間限定、冷凍/4980円、チルド・冷凍食べ比べセット/9960円※期間限定)

社長の熱いファン心がアーティストを揺り動かしてシリーズが結実する、という成功譚は、「推し」文化に共感を持つ現代人にとっての、希望の灯とも言えるだろう。

文・撮影/森田幸江

1979年生まれ。日本女子大学文学部日本文学科卒業後、講談社雑誌編集、アメリカ大使館フードライター、芸術祭ライター等を経て、フリーランスの著述業に。熱波師、温泉ソムリエ、サウナ・スパ健康アドバイザー、高齢者入浴アドバイザー、銭湯検定3級などの資格を所持するサウナ研修家であり東京銭湯お遍路。

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