■ 阪急うめだ本店 地下1階に和洋菓子や総菜、地下2階に生鮮や総菜、イートインのあるショップを構える2フロアを展開。カルビー、グリコ、亀田製菓、カゴメ、ハウス食品、UHA味覚糖、カルピスなど、メーカ―や菓子ブランドとコラ…
画像ギャラリー■ 伊勢丹新宿店
「2022年新規オープンが多いのは、伊勢丹新宿店」「その店でしか買えない限定商品に強いのは、渋谷スクランブルスクエア」「東京ではそこだけの店を探すなら、日本橋高島屋S.C.」「惣菜売り場に活気があるのは、東武百貨店池袋本店」「手軽なお土産が揃うのは、渋谷ヒカリエ」といったふうに、得意分野があることがわかった。
東京のデパートに、新規のブランド、アイテムがどんどん仲間入りしているから、定番ばかりに走らず、いつもとは違う手土産を探してみて。お気に入りが必ず見つかるはず。
『ガスタ』バスクレーヌ
「バスクチーズケーキ」で有名な『ガスタ』だが、年末年始の帰省時におすすめなのが「バスクレーヌ」。フランス産のクリームチーズを使用した、しっとりとしたチーズマドレーヌ。賞味期限も約14日間と長め。
『たねや』生福どらやき
デパ地下に入っている『たねや』の中で、店内工房があるのは東日本エリアで伊勢丹新宿店だけ。限定商品「たねや生福どらやき」は、どらやきの生地に粒あん、生クリーム、滋賀羽二重糯のお餅。夢のようなふわモチ食感に感動!
『ラ・ノスタルジー』のガトーマルグリット
新進気鋭のパティシエ・江藤英樹氏によるスイーツショップ。
フランスの伝統的な焼き型を使った素朴ながら華やかな「ガトーマルグリット」は、バターの香りと香ばしいアーモンドプードルの生地に、赤いベリーを混ぜてしっとりと焼き上げている。直径20cm弱と割と大きめなので、シェアして楽しんで
『パレスホテル東京 スイーツブティック』マロン シャンティイ
1961年のパレスホテル開業時からのシグネチャースイーツ「マロンシャンティイ」が伊勢丹新宿店で買えるように。薄いスポンジの上に、粗めに裏漉した甘露煮の栗をのせ、生クリームを絞った可憐なスイーツ
『織り果』干柿のミルフィーユ
『宗家 源吉兆庵』から新たに誕生したのが果物を生かした和洋折衷の伊勢丹新宿店限定ブランド『織り果』。
愛媛県産伊達柿を干し柿にして柚子入り羊羹と北海道発酵バターを合わせた「干柿のミルフィーユ」は、先入観なしで食べてみてほしい逸品。アクセントのブラックペッパーが奇跡のマリアージュを生み出している
■ 銀座三越
『銀座三越』は、言わずと知れた銀座の中心にある老舗百貨店。
日本を代表する銘菓が勢揃いする中、今回は日本最大級のヴィ―ガンスイーツ専門店や日本ではここだけのフランス発のパティスリーなど、話題のスイーツを中心にご紹介。手土産としてだけでなく、自分へのご褒美スイーツとしてもおすすめ!
『ノワ・ドゥ・ブール』焼きたてフィナンシェ
国産発酵バターにスペイン産のアーモンドプードル、きび糖を合わせたフィナンシェの焼きたてを購入できる人気の洋菓子店。伊勢丹新宿店は連日長蛇の列だが、ここはさほど並ばなくても買える超穴場。
覚えておいて損はない!
『ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ』バウムクーヘン
店頭でしか買えないフレッシュな味
ドイツの品質基準に従い、無添加で焼きあげたバウムクーヘン専門店。
さまざまなサイズが並ぶが、一番小さなサイズのみ日持ちが翌日まで。というのも、これだけが店頭で切って提供しているから。フレッシュな味をぜひ!
『ガレット オ ブール』ガレット
全国でわずか3店舗のみ展開しているモロゾフの焼菓子専門店。A.O.P.認定の発酵バターをたっぷり使った厚焼きタイプのサブレは、軽やかな歯触りとほのかに塩気が効いた素朴な味。重くないのでいくらでも食べられそう。
『フレデリック・カッセル』ボワット・ア・ビスキュイ
かわいい少年が描かれた ティン缶も人気! 日本の常設店はここしかない、フランス発パティスリー。
厳選した素材と丁寧な手作業で作られた味わい深いチョコレートクッキーだから万人に喜ばれそう。賞味期限が製造から約30日と長いのも手土産として優秀!
『ザ ヴィーガン マシュマロ』お重モンブラン 和栗
動物性を使わず、豆乳や甜菜糖などの植物性の食材で作るヴィ―ガン・スイーツ専門店。後味がすっきりしていて、一切もたれないのが素晴らしい!
東京オリンピックの日本代表選手にも愛されたというのも納得。「お重モンブラン」は、グルテンフリーのスポンジに和栗ペーストと豆乳クリームが織りなすハーモニーが絶品
■ 日本橋高島屋S.C.
本館・新館の注目店をピックアップ
百貨店として初めて国の重要文化財の指定を受けた『高島屋日本橋店』。
現在は約90年の歴史がある本館を中心に、新館など4つの建物を連ねたデパートを核としたショッピングセンターとなっている。今回は、本館、新館から注目の最新手土産をセレクト。
専門店が揃うだけにバラエティに富んだラインナップになった。
『ヨネムラ ザ ストア』よねむらオリジナルクッキー
京都の料理人・米村昌泰氏が手がける自家製クッキー専門店。甘さ控えめのクッキーがメインで、香辛料、抹茶、生姜などを効かせた大人の味わい。ふくよかな風味と旨みがたっぷりでワインとの相性抜群。
『365日』×日本橋高島屋のベーカリー
代々木八幡の人気店『365日』×日本橋高島屋のベーカリー。クロッカンショコラや食パンなど人気パンもいいけれど、手土産におすすめなのは日本橋限定パン。
十勝産小麦の「キタノカオリ」、熊本産全粒粉の「ミナミノカオリ」、滋賀県産ディンケル小麦の「ディンケル」。どれも何もつけずに小麦の甘さだけで楽しみたいパンだ。
『ブボ・バルセロナ』チョコフルーツ
スペイン発のチョコレート専門店で、日本では表参道店とここだけ。人気は大粒のナッツをチョコレートでコーティングした「チョコフルーツ」。チョコに潜ませた海塩がやみつきになるおいしさで、1粒で大満足!
『江戸久寿餅』ハートくずもち
小麦でんぷんを2年も長期乳酸発酵させた発酵和菓子。モチッとしているのに歯切れがよく、一度食べるとクセになる食感。江戸時代から続く関東独特のおやつ・くずもちが、ハートの形でポップでかわいいスイーツに!
『山本山 ふじヱ茶房』壱号(宇治煎茶)
お茶と海苔の老舗『山本山』の茶房のオリジナル茶葉。山本山の創業者は宇治出身であったため、宇治煎茶を「壱号」と名付けたとか。まろやかながら深みのある香りは、看板商品の「のりせんべい」とよく合う
■ ジェイアール名古屋タカシマヤ
JR名古屋駅直結という立地ゆえに、新幹線に乗る前に立ち寄る客が多い。特に大型連休の際には手土産商戦と位置づけラインナップの充実を図っている。
とくに『シェ・シバタ』や『カフェ タナカ』、『ザ・ラムネラバーズ』など地元の名店やメーカーが手掛けた限定商品はレア度が高いので喜ばれるだろう。
『シェ・シバタ』マシェリ
名古屋を拠点に世界で活躍するパティシエ、柴田武氏の店。アーモンドと焦がしバターの風味が豊かな「ヴィジタンティーヌ」など、人気の焼菓子5種が堪能できるセット。ジェイアール名古屋タカシマヤの限定商品
『カフェ タナカ』ビスキュイ・シンプリシテ
クッキー缶ブームの火付け役、名古屋・上飯田にある人気のカフェ。クラシカルな缶に入った「レガル・ド・チヒロ」シリーズは即完売するほどの人気ぶりだ。「ビスキュイ・シンプリテ(アマンド&ミソ・ルージュ」はシンプルさを極め、愛知県産小麦や八丁味噌を使った逸品
『キュベット』ミルフィーユ
「おいしいものを可愛いサイズで」をコンセプトにしたひと口サイズの洋菓子ブランド。上質なバターにこだわったパイ生地をチョコレートで包んだミルフィーユは看板商品。
バニラとキャラメル、ストロベリーなど定番の5種類に名古屋限定の小倉バター風味を加えたジェイアール名古屋タカシマヤ限定商品
『メゾン カカオ』泡チョコ
鎌倉発祥のアロマ生チョコレートブランド。ジェイアール名古屋タカシマヤ限定商品「泡チョコ」は、その名の通り、泡のようにふんわりとした口溶けが絶妙。午後の早い時間帯に完売することが多いのでお早めに
『ザ・ラムネラバーズ』生ラムネ
「クッピーラムネ」で知られるカクダイ製菓が“大人のラムネ”をコンセプトにした新ブランド。常設店舗は全国でもジェイアール名古屋タカシマヤのみ。フレーバーはメロンクリームソーダとグレープカシス、ハニーレモネードなど。その中から3種類選んでセットにできるのも魅力。独特の口溶けはクセになる
■ 名古屋栄 三越
手土産と生鮮食料品が並ぶ地下1階は、今年5月からリニューアルが進められ、10月にリフレッシュオープン。和洋菓子の店舗も10店舗がリニューアルした。 店の所在地、栄を「住む街」として捉え、地元客の日常に根ざした売場づくりを目指している。馴染みのあるスイーツを手土産として購入する客も多いとか。
『菓匠 花桔梗』
400年前の『桔梗屋』をルーツとする和菓子店。香ばしい厚焼き最中皮をトーストに見立てた「あんトースト最中」は名古屋らしい和菓子。餡はシンプルな「つぶあん」とコクのある「つぶあんバター」の2種類を用意
『hotel the progress』
『hotel the progress』は、名古屋の老舗中華『信忠閣』が1887年頃にオープンさせた西洋式ホテル。そのブランドを復刻すべく、西洋菓子の製造をスタート。花びらを模した、見た目にも美しいチョコレート「ペタル」が看板商品。「インディゴペタル」は、ブラッドオレンジやラベンダー、塩味など6種類の味を楽しめる
『アンリ・シャルパンティエ』
1969年、兵庫・芦屋に喫茶店として誕生。小倉トーストの「あんこ」と店の定番、「フィナンシェ」が織りなす和スイーツ。しっとりとした白あん生地に大納言小豆を品よくトッピング。名古屋を象徴する金鯱をイメージしたパッケージも◎
『ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ』
ドイツ北部の都市、ハノーファーで約100年の伝統を刻んできた菓子店。名古屋限定の「名古屋ミルフィーユ」は、サクサクのパイ生地に西尾抹茶のクリームをサンド。抹茶のほろ苦さとチョコレートの香りが秀逸
『ゴディバ』
日本におけるゴディバの歴史は、1972年に東京・日本橋三越本店からはじまったとか。こし餡パウダー入りのホワイトチョコレートをラングドシャ生地でサンドした「あんバタークッキー」は、名古屋東海エリア限定商品
■ 阪急うめだ本店
地下1階に和洋菓子や総菜、地下2階に生鮮や総菜、イートインのあるショップを構える2フロアを展開。カルビー、グリコ、亀田製菓、カゴメ、ハウス食品、UHA味覚糖、カルピスなど、メーカ―や菓子ブランドとコラボレーションしたショップが充実する。進化系の菓子類は、サプライズ感があり、喜ばれること間違いなし。
『&OKOSHI(アンド オコシ)』
伝統菓子の素材を変えた進化形スイーツ
米や粟を砂糖や水飴で固めた大阪の伝統菓子「おこし」の老舗『あみだ池大黒』が阪急百貨店とコラボ。おこしの魅力を残しつつカフェラテやミックスナッツ、抹茶ミルク、アーモンドキャラメルなどを組み合わせた新感覚のお菓子
『ふくのたね』
幅広い層に喜ばれるプチ和菓子
老舗和菓子店『福壽堂秀信』の新ブランド。おはぎなどかわいらしいプチサイズ感の和菓子を販売する。おすすめなのが、小ぶりながらも完成度の高いどらやきと、とろりとしたこし餡を包んだやわらかな黄金餅のセット
『グランカルビー』
カルビーが『阪急うめだ本店』でのみ常設販売する高級ポテトスナックブランド。チップスだけにこだわらず、形状や食感、味などバリエーション豊かなポテトスナックを揃える。6個入りのギフトボックスは、焼きしお味、芳醇ビーフコンソメ味、ガーリックソルト味、スイートチリ&サワークリーム風味、トリュフソルト味などがセットになっている
『フワトロワ ルタオ』
『小樽洋菓子舗ルタオ』が『阪急うめだ本店』のみで展開する。おすすめは、ふわふわのブッセ生地にチーズの風味が心地いいバタークリームをサンドした「ブーシェブール」。バターチーズクリームにチョコチップが入ったショコラは冬季限定
『ピーナッツ ショップドレ』
『阪急うめだ本店』にしかない、ピーナッツスイーツの専門店。千葉県八街産の落花生を使用したスイーツは、上質なピーナッツを贅沢に使うことで、ほかでは味わえない濃厚なおいしさを実現している。人気はしっとりと丁寧に焼き上げたフィナンシェと、やさしい口溶けとともに感じるピーナッツの甘みと香ばしさが魅力のサブレの詰め合わせ
■ 高島屋大阪店
高島屋が本社を構える大阪の店舗は、1932年に全館開店し、歴史と風情がある。
和洋菓子、総菜ともに地元大阪や関西の名店が勢揃い。地下鉄、南海、近鉄、JRの駅があるターミナル駅・なんばのランドマーク的存在で、南海なんば駅に直結。ワンフロアにすべてあるため目的の商品を探しやすく、イートインコーナーも充実している。
『喜八洲(きやす)総本舗』みたらし団子
1948年に大阪の十三で生まれた和菓子店。きんつばなども販売するが、やはり人気は名物の「みたらし団子」。餅粉と米粉を絶妙なバランスで配合し蒸し上げた団子を、注文ごとに強い直火で炙る。昆布ダシを効かせたタレはヤミツキ必至
『エクチュア』塩チョコミルク
大阪の古い町並みが残る空堀町に本店があるショコラトリー。生チョコレート「ブルージュの石畳」が看板商品として人気を博す。同様に好評なのが「塩チョコ」。ベルギー産のチョコにコクのある室戸の塩を組み合わせている。塩とチョコの溶け合う瞬間の味わいが絶妙。なんばグランド花月が近くにあることから、よしもと芸人のファンも多い
『播彦』あまからさん
大阪の島之内で生まれた創業170年超の老舗菓子店が、時代にマッチした洋風せんべいに挑戦。注目を集めている。それが「あまからさん」。醤油味のおかきをアーモンドやチーズの甘いせんべいで巻き、一度で2種類のおいしさを楽しめる
『はり重』牛肉の佃煮
大阪・道頓堀にある1919年創業の老舗黒毛和牛専門店。すき焼きやしゃぶしゃぶが楽しめる料亭を併設し、食通から愛されている。精肉店の人気アイテムが「牛肉の佃煮」。繊維状になった佃煮は濃厚な旨みで、ご飯が進む!
『カステラ銀装』窯出しカステラ
心斎橋筋商店街に本店を構えるカステラ専門店。高純度の白双目糖など、素材にこだわったカステラが自慢。熟練した職人による手焼きの窯出しカステラは、香りがよく、ふっくら&しっとり食感が魅力で、ザラメ糖を敷いた人気商品
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『おとなの週末』2023年1月号より(本記事の情報は発売時点のものです)
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