奈良の伝統と革新を同時に体感できるオーベルジュへ
若草山の原生林に囲まれた大正時代の建築や、春日大社をはじめとする世界遺産、そして伝統的な奈良の食文化を1日かけてじっくりと堪能できる『VILLA COMMUNICO』。ひとりの料理人が丹精込めて作りあげた、食だけに留まらない奥行きのある宿は、きっとあなたが今まで知らなかった奈良を教えてくれるに違いない。
『VILLA COMMUNICO』
[住所]奈良市雑司町486-5
[交通]「近鉄奈良」駅からタクシー10分、徒歩30分
[料金]1泊2食付き1名6万7000円~(大人2名利用時)
[公式HP]https://villa-communico.com/
文・写真/中村友美
フード&トラベルライター。東京都生まれ。美術大学を卒業後、出版社で編集者・ディレクターを経験し、現在に至る。15歳からカフェ・喫茶店巡りを始め、食の魅力に取り憑かれて以来、飲食にまつわる人々のストーリーに関心あり。古きよき喫茶店や居酒屋からミシュラン星付きレストランまで幅広く足を運ぶ。休日は毎週末サウナと温泉で1週間の疲れを癒している。