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日本屈指のお茶の産地「牧之原台地」、深蒸し茶を満喫

温暖な気候と長い日照時間で、日本屈指のお茶の産地として知られる静岡・牧之原台地。同施設では、そんなエリアで深蒸し茶やほうじ茶、くき茶などを栽培し続ける『まるとう農園』のお茶も試飲できる。

『まるとう農園』の深蒸し茶を淹れたてで提供

『まるとう農園』深蒸し茶は、一般的な深蒸し茶より長く蒸すところが特徴的で、まろやかな風味が味わえる点が魅力だ。

渋味や苦みが抑えられた「深蒸し茶」

そして、なによりグッときたのが、焼津さかなセンター限定の「農家が飲んでいる いつものできたてほうじ茶」(648円)。一度焙煎したほうじ茶を、この場でもう一度強火焙煎することで、より香ばしく、奥深い味わいに仕上げている。あまりにもおいしかったので、この日はお土産用に購入! 焙煎したての香り高さはもとより、自宅に帰ってからも思わず毎日リピートしてしまうほどのおいしさであった。

香り高く、深みのある味わいの「農家が飲んでいるいつものできたてほうじ茶」
飲み飽きない味わいでリピートしたくなる一品

40周年を迎える“新旧”入り混じった観光スポットへ!

1985(昭和60)年10月に誕生した『焼津さかなセンター』は、「買う」「食べる」「学ぶ」を一か所で体験できる、当時としては画期的な観光スポットだった。

日本一の「まぐろ水揚げ都市」を押し出し、古き良き行商の精神を現代に蘇らせる姿勢や、魚と気風の良さだけで勝負する潔さは、今もなお着々と受け継がれているようだ。週末は新しさとノスタルジックな空気を同時に感じられる焼津のグルメスポットに、ぜひ足を運んでみてほしい。

写真・文/中村友美
フード&トラベルライター。東京都生まれ。美術大学を卒業後、出版社で編集者・ディレクターを経験し、現在に至る。15歳からカフェ・喫茶店巡りを始め、食の魅力に取り憑かれて以来、飲食にまつわる人々のストーリーに関心あり。古きよき喫茶店や居酒屋からミシュラン星付きレストランまで幅広く足を運ぶ。休日は毎週末サウナと温泉で1週間の疲れを癒している。

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中村友美
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