全国には数多くの難読駅名が存在します。本コーナーでは、読み間違いが多い難読駅名を名前の由来だけではなく、特産品や地元グルメ情報とともにご紹介します。
読めば、うっかり読み間違えて恥ずかしい思いをするなんてこともなし! 難読駅を訪ねたくなること間違いなしです!!
文、画像/おと週Web編集部
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】 何問わかる? 過去に出題された難読漢字の読み方に挑戦!!
難易度:★★★★★
■難読漢字、駅名編の正解はこちら
正解:げいびけいえき
猊鼻渓駅は、岩手県一関市東山町にある、JR東日本・大船渡線の駅です。
駅名は、近くにある猊鼻渓という渓谷の名前に由来しています。この渓谷は、花崗岩の奇岩が連なる景勝地です。
「猊鼻」という言葉は、漢字で「獅子(げい)」と「鼻(び)」を組み合わせたもので、その独特の岩の形状が獅子の鼻に似ていることから名づけられました。
猊鼻渓は、船頭が操る舟下りが名物です。約2kmにわたる渓谷を1時間ほどかけて巡ります。道中では、船頭が地形にまつわる伝説などを楽しく解説してくれます。
周辺には猊鼻渓だけでなく、厳美渓や平泉の世界遺産エリアも近接しているため、歴史と自然の両方を満喫できる観光スポットとして知られています。
平泉の中尊寺や毛越寺など、古代から続く歴史的建造物も日帰り圏内にあり、猊鼻渓駅を起点に多彩な旅のプランを組むことができます。
猊鼻渓周辺では「いわて短角牛」や「南部どり」などの地元ブランド肉が提供されており、これらを使った焼肉や郷土料理が人気です。
また、清流が育む鮎の塩焼きも名物となっています。ほかに旬の山菜を使った料理や、地元産の野菜をふんだんに使った料理も楽しめます。
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】何問わかる? 過去に出題された難読漢字クイズに挑戦!!