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超有名!無人駅の駅そば『めん太郎』

続いて、富士宮市のお隣、富士市の絶品麺に移りましょう。まずは最近は見なくなった「昭和遺産級の駅そば」をご紹介します。この界隈には昭和23(1948)年に開通した「岳南電車」(がくなんでんしゃ)という私鉄が走っています。

岳南電車の車両

JR東海の東海道線にある吉原駅を起点に10駅あり、全長は9.2km、約21分というローカル線です。全ての駅から富士山が見えることでも有名で、鉄っちゃん垂涎の路線と言われているようです。

岳南電車吉原駅から4駅走ると、岳南原田駅があります。無人駅なのですが、なんと駅隣にはそば屋さんが。これが「無人駅の駅そば」として有名な『めん太郎』です。昭和の頃は多くの駅に立ち食いそばがあったものです。

岳南原田駅と富士山

乗車人数100人程度の当駅にいまだにそば屋さんが残っていることが奇跡。その外観はまさに昭和遺産そのもの。店内はカウンターと椅子。加えて、駅構内にあるテーブル席で食べることもできる面白いそば屋さんです。

めん太郎
めん太郎

筆者がいただいたのは「野菜天そば」。子供の頃にたべた懐かしい駅そばの味で、特にかつお風味が際立つおつゆにしびれました。お店を出れば、愛らしい電車も駅舎に重なる富士山も見ることができます。片道約20分の富士山旅と無人駅の駅そばを是非夏休みにいかがでしょうか。

めん太郎(野菜天そば)
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