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一番弟子が常駐したラー博30年企画

スープの特徴はなんといっても煮干しの風味です。もともと先代の実家が日本そば店を営んでいたことから、煮干しが採用されたようです。風味は強いのですが、スープを飲んでみると、それほど前面に出ておらず、いろいろな旨みが口の中で融合します。中華そばのタレは“かえし”と呼び、創業以来注ぎ足したタレは、ときの経過とともに深みを増しています。

「春木屋郡山分店」で出している中華そば。荻窪「春木屋」のとは海苔の位置が違う

ラー博がオープンする前に、「春木屋荻窪本店」にお邪魔したとき、ちょうど一番弟子の手塚英幸さんが修業を終了し、これから「春木屋郡山分店」として独立するタイミングでした。名刺交換しましたが、なんともすがすがしい好青年で、その後も年賀状のやり取りをしていました。「春木屋郡山分店」の開業はラー博と同じ1994年で、縁を感じます。2024年1月11日からは、新横浜ラーメン博物館30周年企画「あの銘店をもう一度」に3週間出店いただきました。期間中、手塚さんが新横浜に常駐していただけたのも大変うれしいことでした。

■春木屋郡山分店

[住所]福島県郡山市桑野2-16-13

「春木屋郡山分店」は1994年の開業
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『ラー博30年 新横浜ラーメン博物館 あの伝説のラーメン店53』『ラー博30年 新横浜ラーメン博物館…
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おとなの週末Web編集部
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