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日産渾身のクロスオーバーカー

ルネッサのコンセプトは『パッケージ・ルネッサンス~車輪の上の自遊空間~』というもので、セダンの乗り心地、ステーションワゴンの積載性、乗用タイプミニバンの解放感(空間的広さ、余裕)をミックスさせたクロスオーバーカーで室内空間の広さを大々的にアピールして登場。車名のルネッサはルネッサンスを絡めた造語だ。

MPV(マルチ・パーパス・ビークル)は多目的車の意味でクルマのコンセプトを説明する際に好まれて使われていたが、ルネッサ登場に際し日産はMAV(マルチ・アメニティ・ビークル)という新語を登場させた。アメニティとは快適性とか気持ちよさの意味で、”たくさんの快適性を備えたクルマ”という意味だ。

MC後モデルはグリルが変更されている

最大の魅力は後席の広さ

ルネッサは全長4680×全幅1765×全高1675mm(X・FF)という3ナンバー専用ボディで登場。オデッセイ(2代目)が4770×全幅1795×全高1630mmだったのでほぼ同サイズ。オデッセイは3列シート専用モデルだったのに対しルネッサは2列専用。3列シートモデルと同等のサイズでシートが2列しかないため2列目(後席)は驚くほどスペース的な余裕があった。そのポイントは2800mmのロングホイールベースの採用にあり、フロントシートからラゲッジまでをひとつの部屋と考え、最大570mm前後スライドするリアシートで快適な空間を作り出していた。

リアシートは最大570mmのスライドが可能だった

フラットフロア、ウォークスルー、回転対座といったミニバン的な魅力も備えていた。クルマの魅力のひとつとしてプライベート空間というものがあるが、ルネッサは広いプライベート空間を家族で快適に使える、友人と寛げるクルマを目指していたのだ。

ミニバンのように回転対座も可能だったルネッサ

CMには大柄の3人を起用

ルネッサのTV CMは元プロ野球読売巨人軍の江川卓氏、俳優の内藤剛志氏、ミュージシャンの桑名正博氏という異色の顔合わせとなったが、その起用理由について日産では、「ルネッサは、室内の広さがセールスポイントになるクルマで、現代の人間のサイズを考えて造り直した新発想の車です。その現代人のサイズ(生き方や体の大きさ)というのにふさわしい人を選びました」と説明。ちなみに身長は江川氏と内藤氏が183cm、桑名氏が178cmという大柄な3人の男(父親役)がそれぞれの子どもとリアシートでふんぞり返って広さをアピールしていた。CMに起用された内藤氏は、プライベートでルネッサを購入し、その模様はCMでも放映されていた。

リアシートの広さだけでなく、インテリアのクォリティは高かった
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GTターボにギャップ萌え
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市原 信幸
市原 信幸

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