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みょうがのおいしい季節に味わう清涼感漂う至福の一杯『手打蕎麦 じゆうさん』@新江古田

「晩夏になると秋茗荷が出てきます。そうすると、この蕎麦もぐっとおいしさが増すんですよ」とは店主の高橋定雄さん。

夏は香りが控えめだが、秋になると香りが強く、シャキシャキとした歯応えもよくなるという。

ニシンをのせた夏の冷かけは、冬の温かいそれとは、みるからに違っていた。

冷かけにしんと茗荷そば 2200円

『手打蕎麦 じゆうさん』冷かけにしんと茗荷そば 2200円 やさしい甘さに炊いたニシンとみょうがの爽やかさがベストマッチ。ダシの効いた冷たいかけ汁は飲みほしたくなる

ささがきのようにごく薄切りにしたみょうがをたっぷりとあしらった面持ちは涼し気。汁はかけ蕎麦と同様だが、いったん冷やしてから常温に置き、その時の適温に調整するという。

この汁にぴたりと合う蕎麦は、細くてしなやかだが、凛としたキレもある。職人気質の高橋さんは七味まで手作り。

それを冷かけにひと振りすれば、弾けるようなスパイスの香りが解き放たれ、ニシンの旨みを持ち上げてくれる。

店主:高橋定雄さん「猛暑の時は少し冷やしておいしい温度に調整します」

『手打蕎麦 じゆうさん』

[店名]『手打蕎麦 じゆうさん』
[住所]東京都中野区江原町3-1-4
[電話]なし
[営業時間]火・木 11時半〜14時半(14時LO)、水・金・土11時半〜14時半(14時LO)、17時半〜20時半(20時LO) 
[休日]月・日・祝
[交通]都営大江戸線新江古田駅A1出口より徒歩約7分

神田川沿いに佇む静かな蕎麦処で涼と粋を味わう『蕎麦 高しま』@早稲田

派手さはなくとも心に染みるおいしさを求めるなら、この店を訪ねたい。

見た目はご覧の通り、つつましい佇まい。けれど宗田節などで仕込むクリアなツユは体がパッと目覚める清涼感で、口どけのいい干し海苔が品よく蕎麦に絡む奥深さ。

涼と粋。はい、これを求めていたのです。

干し海苔の冷かけ 1450円※数量限定・夏限定

『蕎麦 高しま』干し海苔の冷かけ 1450円※数量限定・夏限定 干し海苔は有明産。自家製の七味酢を入れるとまたピリッと酸味が爽やか

実は「冷かけ」は2025年から本格的に始めた夏の味。それもあって今年は暑さが落ち着くまで温蕎麦の提供を休んでいるそう。

蕎麦の実は何十種類もの在来種を全国から日々仕入れており、挽き方など微妙に変えて個々の魅力を十割で表現。

細く長く凛とした旨さは熟練技の賜物だが、「まだまだです」と店主の山田心さんは控えめだ。「粉の個性が全く違うので全部を引き出してあげたいなと」。

言葉ひとつにもさりげない蕎麦への愛を感じる、誠実な味。

『蕎麦 高しま』

[店名]『蕎麦 高しま』
[住所]東京都文京区関口1-39-11・1階
[電話]03-6882-3934
[営業時間]11時半~14時(13時半LO)、18時~21時半(21時LO)※火の夜は~20時半(20時LO)、いずれも蕎麦が無くなり次第終了
[休日]水・木
[交通]地下鉄東西線早稲田駅などから徒歩10分

撮影/浅沼ノア(角萬)、西崎進也(もりいろ、じゆうさん)、橋本真美(高しま)、取材/井島加恵(角萬)、岡本ジュン(もりいろ、じゆうさん)、肥田木奈々(高しま)

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

※画像ギャラリーでは、蕎麦前も可!各店のおつまみの画像をご覧いただけます。

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『おとなの週末』編集部
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