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コラム
覆面取材で見つけた間違いない店だけを掲載しているグルメ専門誌『おとなの週末』
ピッツァのいい店、悪い店! 本音炸裂!覆面調査 座談会

ピッツァのいい店、悪い店! 本音炸裂!覆面調査 座談会

かつてない満腹感に調査も難航…でも食べました40数店! ピッツァ特集を担当した、ライター・菜々山いく子(以下菜)と肥田木奈々(以下肥)、そして編集・武内慎司(以下武)が取材を終えて、印象深かった店や、その他モロモロについて振り返りました。

超有名店も覆面取材果たして本音やいかに?

肥「やっぱりインパクト大だったのが、『築地トゥットベーネ!』。」

築地トゥットベーネ!

写真:パラディーゾ 2592円

肥「『パラディーゾ』というピッツァには度肝を抜かれました。新鮮な魚介がテンコ盛り!
しかも、ハマグリなんてプリップリでウマいのなんの」




菜「私は『マッシモッタヴィオ』です。

マッシモッタヴィオ

写真:ボリチーナ 2354円

菜「ソースがとにかくたっぷり。それもハンパなく。出来立ては、ちょっとした水たまりみたいなんですよ。皿を揺らすとソースにさざ波が立つくらい」


肥「それって味はどうなの?」


菜「水分を吸って生地がビチャビチャになっちゃうと思うでしょ?そんなことは全然ないんです。生地自体が厚くてしっかりしているからなんでしょうね」





武「ボクは『ピッツェリア ダ・アオキ タッポスト』かな。」

ピッツェリア ダ・アオキ タッポスト

写真:ビアンカネーヴェ 2700円

武「『ビアンカネーヴェ』というピッツァがあるんですけど、とにかくルッコラが、比喩じゃなくて山ですよ。山!さすがに食べきれずに持って帰ったんですけど、冷めても美味しかった」


肥「確かにソレあるかも。いい店のピッツァって、時間が経ってもちゃんと美味しいんですよね。」





肥「イマイチと思う店のは、冷めたらヘナヘナだったけど」


菜「じゃあ、逆に『これはチョット……』っていう店ってありました?」


肥「あった!中目黒にある人気の『D』って店。生地はさすがの美味しさだったんだけど、上にのっているチーズが、片側だけに集中してて、半分くらいチーズなし。見た目からしてテンション下がっちゃいますよ」


菜「雑だなあ。確かに、ピッツァって最初のひと口目が勝負じゃない?だから、カットされたアノ三角の部分にチーズがのってないのがあるのは、ちょっといただけないかも」


武「ボクもあります。池袋の『L』は、ピッツァ職人の選手権で優勝と謳っていて、かなり期待したんですけど、食べてみると、なんだか焼きがイマイチ。『ホントに優勝したヒト?』って店のスタッフに訊いたら『別の職人です』だって。ズッコケちゃいました」


菜「そうそう、焼きの技術って大事ですよね。焼きが甘いと、小麦の香りも全然たってこないし」





肥「じゃあ、ここで私がマニアの知人から教えてもらったピッツァの味わい方を伝授します!」


菜&武「へえ、どんな?」


肥「焼きたてのピッツァがきたら、まずコルニチョーネ(耳)の部分をちぎって、さらにそれを開きます。それでソッコー匂いをかぐ。こうすると、粉の香りの強弱がハッキリ分かるんですよ」


菜「想像すると、ちょっとヘンタイっぽいんだけど(笑)」


肥「そうなの。覆面調査した全店でやってたんだけど、もれなく他のお客さんからヘンな目で見られてた」




武「あと、声を大にして言いたいのが、やっぱり最初はとにもかくにもマルゲリータを食べるべし!ってことです」


菜「私も今回の取材で、マルゲリータを食べ続けたけど、店の実力を計る上で、最適なピッツァだと思う。具材もシンプルだから、生地の風味をダイレクトに感じるし、店で使っているチーズの質も分かる。これを食べてから、2枚目にチャレンジするべきですよ」





肥「あ、でも店によってはハーフ&ハーフにしてくれるところも多かったですよ。『ラルテ』なんて良心的に+300円でしてくれるし。

ラルテ

写真:マルゲリータ 1500円

肥「太刀魚とか旬の素材を使ったピッツァもあったから、色んなの食べたいじゃない」


菜「そ、そんな裏技もできたんだ!?」


肥「常連じゃなくても、そういうオーダーメイド的な要望にも快く応えてくれる店って、やっぱり良い店だと思うし、そういう点も、評価に加味しました。それに『ラルテ』はピッツァだけじゃなく、前菜もすごく美味しかった!」




菜「ピッツェリアって、ピッツァ以外の料理が弱かったりしますよね。その点、『ガレオーネ』『ラ・ピッコラ・ターヴォラ』は、メイン料理も洗練されてたなあ」

ガレオーネ

写真:ガレオーネ 1944円

モッツァレラチーズのピッツァに自家製豚バラ肉のハムをのせ、ホースラディッシュを振りかける。口の中でコクや旨み、清々しい香りが心地よくまじり合う

ラ・ピッコラ・ターヴォラ

写真:ピッツァ•ピッコラ•ターヴォラ 2600円

モッツァレラチーズやプチトマトをのせて焼き上げた後、セルバチカと呼ばれる野生のルッコラと、塩分のまろやかなウンブリア産の生ハムをトッピング。爽やかな香りが印象的な1枚だ




肥「ところで、ピッツァイオーロってヤケにイケメンが多くないですか!?」


菜「多い!めちゃくちゃ多い!」



肥「『ラ トリプレッタ』なんて、スタッフ全員イケメン!」


ラ トリプレッタ

写真:チーロ 1400円

肥「ここは極楽かと。イケメンなだけじゃなくて、味も抜群だし接客も文句なし。マルゲリータは950円で、値段も良心的。外で並んでいるお客さんがいたのもわかるなあ」




武「ピッツァって大抵ドコの店でもそれなりに美味しいじゃないですか。わずかな味の差が勝負の分かれ目になった印象です。体重5キロ増をものともしないで、選び抜いた店の味を、ぜひ読者の皆さんにも味わって欲しいですね」




このグルメ記事のライター
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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