はじめに
お腹がすいたときにカツ丼が食べたくなる人は多いのではないでしょうか?子どもからサラリーマンまで、カツ丼は大人気!日本人のソウルフードともいえるおなじみのメニューです。東京には、定番の卵とじカツ丼をはじめ、カレー風味のカツ丼や、タレカツ丼、ソースカツ丼など、ご当地カツ丼が人気のお店がたくさんあります。東京にいながら本場のご当地カツ丼が食べられるのは嬉しいですね!東京のカツ丼が美味しいおすすめ人気店を紹介します。
銀座梅林 本店の東京カツ丼【銀座】
銀座梅林 本店
昭和2年創業の東京でも老舗の銀座で初めてのとんかつ専門店です。ヒレカツをひとくちカツにしたひとくちカツや、とんかつに合うソースも生み出したことでも有名。カツ丼のタレは、豚肉と玉ねぎから取る特製スープを使用したことにより、一躍人気の味になりました。人気ナンバーワンは、「スペシャルカツ丼」。卵でとじたあとに、さらに上から半熟卵をのせた名物カツ丼です。半熟卵とカツに、甘いタレが絡んだ贅沢な味わいを楽しめます。
[電話]03-3571-0350
[営業時間]11時半~20時45分LO
[休日]無休
[座席]カウンター16席、テーブル3席×1卓、4席×4卓 計35席/全席禁煙/予約不可/カード不可/サなし
[アクセス]地下鉄銀座線ほか銀座駅A2出口から徒歩約3分
昭和2年創業のとんかつ専門店。かつ丼といえば蕎麦屋のものだった当時、かつおダシではなく、豚肉のスジと玉ねぎからダシをとった関東風の甘口ツユで作るかつ丼を供し、評判を呼んだ。梅林 (ばいりん)[交]地下鉄銀座線ほか銀座駅A2出口から徒歩約3分
勝漫の東京カツ丼【淡路町】
勝漫
東京・神田で創業40年を迎えた愛され続ける人気カツ丼店。創業当時の味を守り続けています。カツ丼に使う素材はすべて厳選素材のみ。カツ丼には、玉ねぎではなく、青ネギを使用しており、卵は溶かずにカツの上に落とす独特のスタイルで人気です。卵の黄身は生に近いため甘みが堪能でき、白身はいい感じに火が入っていてふんわりしています。甘辛い関東風のタレで煮たカツも絶品!カツ丼好きなら絶対行きたい東京を代表するおすすめのカツ丼店です。
[電話]03-5283-3677
[営業時間]10時半~23時、第1・3・5土10時半~15時
[休日]日、祝、第2・4土
[座席]カウンター5席、テーブル2席×3卓、3席×1卓、4席×2卓、5席×1卓 計27席/11時~14時のみ全席禁煙/夜のみ予約可/カード不可/サなし
[アクセス]都営新宿線小川町駅B7出口から徒歩3分
先代が生んだ味を守り続けて約50年。「勝漫」のかつ丼は、甘辛いツユで、玉ねぎではなく青ネギとともに煮たかつの上に、卵2個を溶かずに落とすスタイルだ。ジャズが流れる店内で、卵の下で衣がしっかりと立った、芸術的な一杯をご堪能あれ。勝漫 (かつまん)[交]地下鉄丸ノ内線淡路町駅A1出口から徒歩1分 ※ランチタイム有
河北やの山形カツ丼【小川町】
河北や
山形県河北町のご当地カツ丼が東京で食べられます!河北町のご当地カツ丼は、カレー風味であることが特徴。カツの衣にカレー粉を混ぜて作るから、ほんのりカレーのスパイスが香り、食欲をそそります。ソース・醤油に和風ダシを加えて作ったタレと、カレー風味のカツとの相性は最高!あっさりと食べることができるカツ丼です。添えられた千切りキャベツと紅ショウガもよく合います。昭和レトロな雰囲気たっぷりな店内で、本場の河北カツ丼をご賞味あれ!
[電話]03-5283-3677
[営業時間]10時半~23時、第1・3・5土10時半~15時
[休日]日、祝、第2・4土
[座席]カウンター5席、テーブル2席×3卓、3席×1卓、4席×2卓、5席×1卓 計27席/11時~14時のみ全席禁煙/夜のみ予約可/カード不可/サなし
[アクセス]都営新宿線小川町駅B7出口から徒歩3分
カツを頬張ると、カレーの香りが鼻を抜ける。店主に聞けば、郷里の山形県河北町でかつ丼といえばカレー風味だという。河北や (かほくや)[交]小川町駅B7出口から徒歩3分、大手町駅C2b出口から徒歩7分、神田駅北口から徒歩8分 ※ランチタイム有
タレカツ 神保町本店の新潟カツ丼【水道橋】
タレカツ 神保町本店
薄いカツを甘辛い醤油タレにくぐらせ、ごはんにのせた新潟名物のタレカツ丼が人気のカツ丼店。今では東京でもすっかりおなじみとなった、新潟カツ丼を東京に広めた先駆け的存在のお店です。カツ丼のカツは、薄くてサクッとしていながらもジューシーな食感が特徴。「和豚もちぶた」のモモ肉やヒレ肉を丁寧に薄く叩いて伸ばしているからこの味が実現できるのです。炊きたてごはんと、タレカツのシンプルなハーモニーは、やみつきになる美味しさです!
[電話]03-5215-1950
[営業時間]11時半~15時半、17時~21時半LO、土日祝11時半~20時LO
[休日]年末年始
[座席]カウンター12席 計12席/全席禁煙/予約不可/カード不可/サなし
[アクセス]JR線ほか水道橋駅東口から徒歩3分、地下鉄半蔵門線ほか神保町駅A4出口から徒歩約7分
新潟県民のソウルフードとして知られるタレカツを東京に広めたパイオニア。特徴は、薄切り肉と醤油ベースの漬けダレ。新潟米「こしいぶき」を硬めに炊いたご飯も美味で、一気にかき込んでしまう。タレカツ 神保町本店[交]JR線ほか水道橋駅東口から徒歩3分、地下鉄半蔵門線ほか神保町駅A4出口から徒歩約7分 ※ランチタイム有
四季ごはん 晴れ間。の福井カツ丼【代々木八幡】
四季ごはん 晴れ間。
東京に居ながらも、福井の食材を使用した創作料理が楽しめるお店です。お店の人気メニューに福井名物のソースカツ丼があります。福井カツ丼は、叩いて薄くしたロース肉に細かいパン粉をつけてカラッと揚げて、ウスターソースベースのタレに浸してからごはんにのせて提供されます。福井カツ丼だけのオーダーはNGで、おつまみの盛り合わせをあわせて注文するのがルールとなっています。タレが染み込んだコシヒカリのごはんも最高です!
[電話]03-6804-9980
[営業時間]18時~23時、日・祝17時~22時
[休日]月曜
[座席]カウンター5席、テーブル4席×2卓、6席×1卓 計19席/全席禁煙/予約可/カード可/サなし
[アクセス]小田急線代々木八幡駅南口から徒歩3分、地下鉄千代田線代々木公園駅1番出口から徒歩3分
福井の食材や旬を取り入れた創作料理が評判の店。ソースカツ丼は、店主が幼い頃から食べていたという故郷の味だ。四季ごはん 晴れ間。[交]小田急線代々木八幡駅南口から徒歩3分、地下鉄千代田線代々木公園駅1番出口から徒歩3分
キッチンフライパンの会津カツ丼【北千住】
濃厚なソースをまとったかつが鎮座。パン粉は粗めで肉も厚いが、丁寧にスジをとるひと手間がなされ、柔らかな口当たりだ。米は会津から仕入れている。ご飯抜きでソースカツのみの注文も可。
牛スジや香味野菜などを使い2週間かけて仕込むデミグラスソースは、40年近く継ぎ足しているもの。そのまろやかなコクがロースの脂の甘みや手切りキャベツと絶妙な相性で、食べ飽きない。ヒレやチキン版もあり、ともにファンが多い。
キッチンフライパン
福島県会津地方のカツ丼といえば、ソース味が定番。東京で名物の美味しい会津カツ丼が食べられるお店として有名です。ていねいに筋切りしているから、厚めのカツでも柔らかくてジューシー。牛すじや香味野菜をじっくり煮て作った風味豊かなデミグラスソースが美味しさのヒミツです。会津カツ丼は、ロース以外にも、チキン・ささみも選べます。カツ丼好きな食いしん坊さんには、ボリュームたっぷりな特大ロースソースカツ丼がおすすめです。
[電話]03-3881-4304
[営業時間]12時~13時半、18時半~22時、土・祝18時半~22時
[休日]日曜
[座席]カウンター10席、座敷テーブル2席×1卓、4席×2卓 計20席/全席禁煙/宴会利用の場合のみ予約可/カード不可/サなし [アクセス]地下鉄千代田線ほか北千住駅1番出口から徒歩約5分
会津美里町出身のご夫婦が営む洋食居酒屋。名物は会津伝承のソースカツ丼。ご飯に山盛りキャベツが敷かれ、デミグラスソースがベースのソースにくぐらせたかつがのるデカ盛りだ。キッチンフライパン[交]地下鉄千代田線ほか北千住駅1番出口から徒歩約5分
矢場とん 東京銀座店の名古屋カツ丼【銀座一丁目】
矢場とん 東京銀座店
名古屋名物の味噌カツが評判の人気店。名古屋で人気の味噌カツが東京で楽しめます。生パン粉と乾燥パン粉をブレンドして、植物油とラードをあわせた油でカラッと揚げたカツは、サクサク!カツ丼は提供されると、目の前でアツアツの味噌ダレをかけてもらえます。カツ丼の味の決め手となる味噌ダレは、熟成豆味噌を使用しており、甘口で濃厚な味わいですが、意外とサラッとしています。豚肉・パン粉・油・味噌ダレにこだわった絶品カツ丼です。
[電話]03-3546-8810
[営業時間]11時~22時(21時半LO)
[休日]月(祝の場合は営業、翌火曜休み)
[座席]計117席(個室あり)/全席禁煙/4名以上の利用で予約可(コースに限り2名より予約可)/カード可/サなし
[アクセス]地下鉄有楽町線銀座一丁目駅11番出口から徒歩1分
味噌文化の名古屋のかつ丼はやはり味噌仕立て。「矢場とん 東京銀座店」は、地元で「味噌かつといえば矢場とん」と言われるほどメジャーな名古屋発の店。客の目の前で熱々の味噌ダレをかけて供してくれる。[交]地下鉄有楽町線銀座一丁目駅11番出口から徒歩1分 ※ランチタイム有
恭恭の岡山カツ丼【新橋】
恭恭
濃厚なデミグラスソースをまとった岡山県のご当地カツ丼「ドミカツ丼」が人気のお店です。玉ねぎをふんだんに使用してじっくり煮込んだデミグラスソースは、かなり濃厚ですが、食べ進めていくとカツ・キャベツ・デミグラスソースが一体となって味にまとまりがあります。カツ丼の上には、季節の野菜も添えられており、彩りよく見た目にも鮮やかです。岡山名物のドミカツ丼には、味噌汁がついており、お腹をしっかりと満たしてくれます。
[電話]03-3434-5655
[営業時間]11時~14時、17時~翌2時(金~翌4時)、土日17時~23時
[休日]お盆、正月
[座席]1階:カウンター3席、テーブル4席×3卓、5席×2卓 2階:半個室テーブル5席×1卓、8席×1卓、個室12席×1卓 計50席/禁煙席なし/予約可/カード可/チャージ500円、サなし
[アクセス]JR線ほか新橋駅烏森口から徒歩約3分
本誌「ご当地かつ丼、いざ喰わん!」特集掲載商品、「恭恭 (きょんきょん)」の「岡山ドミカツ丼」は岡山県民なじみの味。生パン粉をまとわせてカラッと揚げたロース肉、その魅力をさらに引き立てるのが玉ねぎをたっぷり使って甘さを出したドミグラスソースだ。[交]JR線ほか新橋駅烏森口から徒歩約3分 ※ランチタイム有
瑞兆のカツ丼【渋谷】
瑞兆
東京・渋谷の外れにひっそりと佇む隠れたカツ丼の名店。しっかりと火を通した卵の上に、タレの染みたカツがのせられています。一般的な卵でとじたカツ丼とは見た目も大きく違います。サクッと揚がったカツには甘めのタレがかかっており、ダシの味もしっかりあります。カツはロースを使用しているため、程よい油がありジューシー。卵でとじていないから、カツのサクサクとした食感が楽しめます。タレがごはんにも染みていて最後まで美味しいです。
[電話]非公開
[営業時間][月~金]11:30~18:00 [土]11:30~20:00
[アクセス]JR山手線 渋谷駅(ハチ公口)より徒歩10分
ご飯の上に半熟の薄焼き卵をのせ、その上に揚げたてのロースかつが鎮座。そして蒲焼のタレに似た甘みが強いタレがかかる。卵のトロトロ感とかつのサクサク感が両立し、甘いタレがご飯を誘う見事な一杯。そんなかつ丼を出すのは渋谷にある「瑞兆」だ。[交]JR山手線 渋谷駅(ハチ公口)より徒歩10分 ※ランチタイム有
とんかつ 武信の名物醤油カツ丼ロース【代々木上原】
とんかつ 武信
東京にとんかつが美味しい有名店はたくさんありますが、その中でも異色の「醤油カツ丼」が名物のお店。濃厚で甘辛な醤油ダレが染みたカツの上には、大根おろし・かつお節・細切りの大葉・ネギがトッピングされていて、まさに和風カツ丼といったヴィジュアル。カツの衣は粗めのザクザクした食感で、厚みのあるロースはとてもジューシー。醤油ダレと大根おろしでさっぱりと食べられるため、あっという間に完食してしまう美味しさです。
[電話]03-3466-1125
[営業時間][火~金]11:30~14:00(L.O.)18:00~21:45(L.O.)[土・日・祝]11:30~14:30(L.O.)17:30~21:30(L.O.)
[アクセス]小田急・地下鉄千代田線 代々木上原駅東口より徒歩約3分
代々木上原の「武信」では、醤油かつ丼が食べられる。醤油ダレは濃厚で、かつの上の大根おろしと、かつの下の大葉が爽やかさを演出。かつの周囲にあしらわれたかつお節の風味は醤油ダレの味を後押しし、あぁ日本人でよかった的な美味しさだ。とんかつ 武信 [交]小田急・地下鉄千代田線 代々木上原駅東口より徒歩約3分 ※ランチタイム有
おわりに
カツ丼は日本人のソウルフードともいえる国民食。ひとことでカツ丼といっても、地域によってそれぞれに特徴があります。定番の卵とじのカツ丼から、ご当地カツ丼であるソースカツ丼や味噌カツ丼、変わり種の醤油ダレカツ丼など、さまざまなカツ丼を東京にいながら楽しむことができます。カツ丼は食べごたえもあり、ランチにもディナーにもおすすめです。そのときの気分で、オリジナリティ溢れるご当地カツ丼を選んで、楽しんでください。
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