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お米の粒が半分残る程度につぶす

答えは(2)の「あんころ餅」です。

「おはぎ」や「ぼたもち」は、もち米やうるち米を炊いた後に、粒が半分残る程度につぶして丸め、粒あんやこしあんで包んだものです。

「あんころ餅」は、見た目は似ていますが、中身は完全な餅であるため、おはぎやぼたもちとは区別されます。

「おはぎ」と「ぼたもち」はとても良く似ていますが、その違いについて疑問に感じたことはありませんか?結論から言うと、食べ物としては両者は同じものと考えて差し支えありません。名前の由来は、ぼたもちは「牡丹餅」、おはぎは「お萩餅」から来ており、牡丹の花は春、萩の花は秋に咲くことから、「春のぼたもち」「秋のおはぎ」と言われます。

あんの種類や形状は、若干区別されることもあります。小豆(あずき)は秋に収穫されるため、おはぎには柔らかい小豆でできた粒あんを使い、春は小豆の皮がかたくなり食べづらいため、ぼたもちにはこしあんを使うことがあります。

しかし、品種改良や保存技術の発達で、現代ではその差異も薄れつつあります。また、ぼたもちは牡丹の花をかたどって丸く大きめに作り、おはぎは萩の花をかたどってやや細めで小ぶりに作られることもあります。

北窓は、おはぎの異称です。

もち米をあんで包んで
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お彼岸におはぎをお供えするのはなぜ?夏と冬にもあった!おはぎ...
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圓岡太治
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