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ここは公営ギャンブルの聖地か?スタジアムの隣には、競輪場や競馬場

面白かったのは、スタジアムの直ぐ隣には、川崎競輪場があったこと。近くにあるとは事前の調査で分かってたけど、こんなに隣接してるなんて!?

川崎競輪場

その日はここでレースは開催されてなく、日本の他の地で行われてるレースの車券を買う人が、ちらほら競輪場内に消えて行く程度だったけど、開催日には凄い人出で賑わうんだろうなぁ。事実、川崎駅とこことを結ぶ無料送迎バスがあり、結構な頻度で出入りしていたが、客なしという便はまずなかった。これが開催日には便も増やして、どれも客で満杯になることでしょう。

送迎バス

さて、これも事前の調査で知ってたんだけど、実はこの近くには地方競馬の川崎競馬場もある。競馬場と競輪場がこんなに近接してある町、って我が国でもそうはないんじゃないでしょうか。「公営ギャンブルの聖地」か、っての!

2024年は川崎市の市制100周年

てなわけで、そっちにも行ってみる。

方角的にはこっちの方にある筈、と地図で確認したが、目の前には見えない。競輪場の前を走る車道の向かいにあるのは、市営スポーツ・文化施設の「カルッツかわさき」で、競馬場はあの向こう側にあるらしい。

そこでまずは「カルッツ」を回り込もうとしていて、「2024年 川崎市は市制100周年」と貼り出してあるのを見つけた。おおぅ。川崎が市制を敷いて100年という節目に、ちょうど「バスグルメ」の川崎編をすることになったわけですな。これは強い縁を感じずにはいられない。

運命に背中を押されるように、更に競馬場を目指す。路地に入ると、こちらもどこにでもある普通の住宅街でした。結構、高いマンションも立ち並んでるけど、あのベランダからなら競馬場が覗けるんじゃない? ファンからしたらたまらない眺めでしょうねぇ。

やけ酒をあおる“オケラ街道”はどこに?

なんてことを考えながら路地を進んで、大通りに出た。さっきバスで横切った第一京浜。それに面した大きな門があったので、ここが競馬場の入り口かな、と覗き込んでみたら、違いました。施設は隣接してるけど、ここは「神奈川県川崎競馬組合」の入り口で、関係者以外は立ち入り禁止、でした。

神奈川県川崎競馬組合

競馬場の入り口は、第一京浜を東京方面に進んで次の車道にぶつかり、右折した先にありました。開催日でないので、シャッターが降りたまま。ちょっと行った先にJRAの場外馬券売り場もあったけど、こっちは基本が土日の開催なので、同じく閉まってました。

川崎競馬場の入り口

なので競輪場と違って、こちらは人出は一切なし。通行人はたくさんいたけど、それは隣のショッピングモールを利用する人ばかりでした。

競輪場と競馬場が隣接する土地なのだから、客が出入りする飲食店も並んでいるのではないかと期待したんだけど、どうやらなさそう。東京競馬場(東京都府中市)のような、負けた人らがやけ酒を呑む“オケラ街道”みたいなのがないかな、とも期待したんだけど、なぁ……

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西村健
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