全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・巣鴨のラーメン店『こいけのいえけい』です。
おとな世代も納得!家系小池スタイルは品良く軽やかな旨さ
湯気の立つスープを口へ運べば、すっと舌に溶け込むような、そのなめらかさに目を見張った。こちらは淡麗系煮干しで人気の『らぁめん小池』が不定期に出していた限定の味を引っさげ立ち上げた新ブランドだ。
豚のゲンコツや背ガラ、鶏ガラを4日間炊いて寝かせたスープに、同系列の『キング製麺』で作るあえて切り口を粗くした麺がしっかりと絡み合う。
豚骨醤油ラーメン(並) 850円(味玉+110円)
“家系”からイメージする味の濃さやワイルド感は残しつつも品良くまとめ上げた1杯だ。「麺少なめ+半ネギチャーご飯」(1000円)のセットは我々おとな世代にもありがたい。
【ココがおとな!】丹念な“濾し”で生まれるなめらかさ
スープのなめらかな舌あたりの秘訣、それは仕上げの“濾し”にあり!できあがったスープは目の細かいザルに通しザラつきの元となる細かなガラも徹底的に排除。このひと手間が味わいに大きな違いを生んでいる。
東京・巣鴨『こいけのいえけい』
[住所]東京都文京区千石4-25-6 夏野マンション102
[電話]非公開
[営業時間]11時〜15時、17時半〜21時
[休日]不定休
[交通]JR山手線ほか巣鴨駅南口から徒歩6分
▶おとなの週末2024年6月号は「みんなの町パン ランキング」
撮影/小島昇、取材/菜々山いく子
※2024年2月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。