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「谷口食堂」復活プロジェクト

高知・須崎「鍋焼きラーメン」発祥の店である「谷口食堂」は、閉店から30年以上経過した今でも市民にとって伝説的なシンボルです。「谷口食堂」を復活させるのは、須崎商工会議所を中心とした有志団体『須崎名物「鍋焼きラーメン」プロジェクトX』。

『須崎名物「鍋焼きラーメン」プロジェクトX』のメンバー

鍋焼きラーメンを地域活性化の起爆剤にしようという思いから平成14年に結成し、「谷口食堂」の末裔の方や常連だった方からの聞き込みを元に何度も試作・試食を繰り返し、幻のレシピを復活させました。

完成した「谷口食堂」の味を全国の人に知ってもらいたいというメンバーの熱い思いから2013年、新横浜ラーメン博物館にて期間限定で出店することになりました。

2013年に期間限定復活した「谷口食堂」

「谷口食堂」の鍋焼きラーメン

谷口食堂の鍋焼きラーメン(2013年撮影)

スープは親鳥のガラ、野菜類を炊きこんだ、やや甘みのある味わいです。醤油だれに使用する醤油は地元「丸共味噌醤油醸造場」の濃い口正油を使用。

スープはやや甘みのある味わい

麺も地元「関西麺業」のストレート細麺。もちもちした食感で、ほんのりとした甘みもあります。鍋焼きラーメン用ということもあり、伸びにくい麺に仕上がっております。

「関西麺業」のストレート細麺

具材は親鳥の肉、ざく切りにした青ネギ、生卵、そして地元「けんかま」のちくわ。箸休めに古漬け(たくあん)。

古漬け

そして地元ではほとんどの人が注文するご飯は、仁井田産の香り米を使用。名前のごとく、香りのあるお米で、鍋焼きラーメンとベストマッチです。

「鍋焼きラーメン」の楽しみ方

地元須崎では、それぞれ好みの食べ方があります。その一例を紹介いたします。

1-すき焼き風
鍋焼きラーメンの蓋を器代わりに、生卵の黄身を麺につけて食べる!

すき焼き風の食べ方

2-玉子くずし
最初から生卵をくずしてスープとのマリアージュを楽しむ!

3-ごはんと一緒
ご飯の上にスープを含んだ麺を乗せて味わう!

4-最後に玉子
生卵を麺の下に沈め、熱いスープの熱で自然に生卵が固まるのを待ち、最後に食べる!

谷口食堂は『須崎名物「鍋焼きラーメン」プロジェクトX』さんの熱意によって閉店したお店が新横浜ラーメン博物館で復活を遂げました。期間が終了すると、また幻のラーメンになりますので、この機会に是非お召し上がりください。時期的にもぴったりのラーメンです。

※同じ屋号のお店が存在しますが、本企画で出店する谷口食堂は高知・須崎「鍋焼きラーメン」の元祖であり、本企画時のみ復活するお店です。

『新横浜ラーメン博物館』の情報

住所:横浜市港北区新横浜2-14-21
交通:JR東海道新幹線・JR横浜線の新横浜駅から徒歩5分、横浜市営地下鉄の新横浜駅8番出口から徒歩1分
営業時間:平日11時~21時、土日祝10時半~21時
休館日:年末年始(12月31日、1月1日)
入場料:当日入場券大人380円、小・中・高校生・シニア(60歳以上)100円、小学生未満は無料
※障害者手帳をお持ちの方と、同数の付き添いの方は無料
入場フリーパス「6ヶ月パス」500円、「年間パス」800円

※協力:新横浜ラーメン博物館
https://www.raumen.co.jp/

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おとなの週末Web編集部
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