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1994年、ラー博オープン当時の味で復活

新横浜ラーメン博物館30周年企画「あの銘店をもう一度」“94年出店組”として4週間出店した「すみれ1994」。

今よりも濃厚だった1994年当時の味噌ラーメンを作るため、「すみれ」を卒業して独立したお弟子さんたちが、期間中交代で厨房に立たれました。その名も“すみれオールスターズ”。

4週間の出店期間中のべ28日間で食べられた丼ぶりの杯数は実に2万2685杯。1日平均810杯という驚異的な記録です。
伸宜さんによると、「30年前の1994年の味を再現した味噌ラーメンは高度な技術を要するため、熟練の職人しか作ることができません」とのこと。

私もこう思いました。「この期間中の伸宜さんは本当にかっこよかった」と。

一杯一杯、中華鍋で作る「すみれ」店主の村中伸宜さん

朝8時にはラーメン博物館に入り、休憩なしで調理と後方支援に回り、夜10時まで翌日の仕込みをして、お弟子さんたちを食事に連れていく……。

そんな毎日を28日間続けられたのです。伸宜さんからは“地獄のラーメン合宿所”と言われましたが(笑)、職人としての伸宜さんの素晴らしさが詰まった4週間でした。

■すみれ 中の島本店

現在の「すみれ」中の島本店

[住所]北海道札幌市豊平区中の島2条4丁目7-28

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ラー博に期間限定出店した「すみれ1994」...
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おとなの週末Web編集部
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